宮崎・日南市のホテルが期間限定で、ある”愛称”に変わり、注目を集めている。
気になるそのホテルを取材してきた。
シーズンに合わせて「南郷」が「マンゴー」に
変わった愛称で注目を集めているホテルとは、「日南海岸 南郷プリンスホテル」。日南海岸に面するリゾートホテル。
この記事の画像(14枚)秦萌アナウンサー:
部屋の中をのぞいてみます。わ~きれい!目の前全部海です。開放感があって最高です
このホテルが期間限定である“愛称”に。それが…
ホテルスタッフ:
はい、マンゴープリンスホテルでございます
秦萌アナウンサー:
今、マンゴーって言いました?「南郷」じゃなくて「マンゴー」?
その愛称は「マンゴープリンスホテル」!
南郷プリンスホテルでは、マンゴーのシーズンに合わせて「マンゴープリンスホテル」の愛称で営業している。
マンゴーの生産量が全国2位の宮崎県の中で、生産量が県内第4位の日南市では、5年前からマンゴーで町おこしをする「日南マンゴー同盟」を結成。
地元の企業などがタッグを組んで、南郷町全体でマンゴーをPRしている。
「地元の人たちに利用してほしい」ランチ・サブスクを開始
南郷プリンスホテルも、この「日南マンゴー同盟」の一員としてPRに一役買っている。
日南海岸 マンゴープリンスホテル 平原拓さん:
太陽のタマゴということで宮崎県のマンゴーは知名度が高いですが、日南でもマンゴーを生産していて、広く皆さんに知っていただきたいという思いからやっています
マンゴープリンスホテルでは、7月24日まで極上のマンゴーをふんだんに使ったスイーツやランチを楽しむことができる。まさにマンゴー一色。
秦萌アナウンサー:
こちらがホテル一押しのサンライズマンゴーパフェです。この大きさ、なんとマンゴーを丸々1個使っているんです
秦萌アナウンサー:
いただきます…幸せ…。甘いマンゴーが口の中にすっと広がります。暑くなるこれからの季節にぴったりですね
マンゴーで南郷町を盛り上げようとするホテルだが、コロナ禍の2年間は休業期間が多く、利用客はコロナ前の約10分の1に。
そんな中、新たな取り組みを始めた。
秦萌アナウンサー:
普段はなかなかホテルに足を運びづらい地元の人たちに利用してほしいという思いから、2022年は、なんとランチと喫茶の月額定額サービスを始めたんです
この定額サービスは、1万2,800円を支払うことで、18種類のメニューの中から1日1品を30日間楽しめるというもの。もちろん、マンゴーメニューも対象。
日南海岸 マンゴープリンスホテル 平原拓さん:
地元の方で、近すぎて宿泊はどうかなという方にぜひご利用いただきたいということで、定額制でたくさんご利用いただければという思いで作りました
日南海岸 マンゴープリンスホテル 平原拓さん:
ウィズコロナというところで、ホテルを通して地元の皆さんに元気を取り戻してほしいという思いがありますので、ランチタイムではありますが、皆さんのお越しをお待ちしています
日南マンゴー同盟のさまざまなイベントは、7月24日まで行われている。
皆さんも一緒に南郷のマンゴーを盛り上げていきましょう!
(テレビ宮崎)