宮崎市出身でロシアのバレエ団に所属する女性が、平和への思いを込めたステッカーを販売。その売り上げをウクライナに寄付する取り組みをスタートした。

団員にはウクライナ人も 侵攻が始まりパニックに

ステッカーの販売を始めたのは宮崎市出身のバレエダンサー、近藤雅代さん(28)。

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近藤さんは日向学院高校を卒業後に、ウクライナ・キーウのバレエ学校に進学。現在はロシアのバレエ団に所属していて、公演で世界中を回っている。

バレエダンサー 近藤雅代さん:
友達(団員)にウクライナ人もいるので、何か自分にできることはないかなと思って。宮崎から少しでも力になりたいなと思って企画しました。

近藤さんは2022年2月から約2カ月間、アメリカ公演に参加。そのツアー中にロシアのウクライナ侵攻が始まった。

バレエダンサー 近藤雅代さん:
最初の方はみんなパニックで、家族が心配だし、ずっと電話とかメールをしていた。主役の女性がウクライナ人で、ツアーの途中でお父さんが亡くなって…ということもありました

アメリカ公演のツアー中にロシアの侵攻が始まった

バレエダンサー 近藤雅代さん:
ウクライナ人の友達と話しているときに、その女の子から「何で自分は日本人じゃないんだろう」「何で私は日本に生まれなかったのかな」と言われて。正直、返す言葉が見つからなかったです

もっと身近に起きていることだと思ってほしい

近藤さんが制作を依頼したステッカーのテーマは「思いやり」。ウクライナの国花であるヒマワリと宮崎のシンボル・ヤシの木をモチーフに、ブルーとイエローで色を付けるバレエダンサーが描かれている。

ウクライナ国花のヒマワリと宮崎のシンボル・ヤシの木が描かれている

バレエダンサー 近藤雅代さん:
宮崎というところで遠いけど、もっと身近に起きていることだと思ってほしい。宮崎全体で発信して、みんなでこのプロジェクトをやり遂げたいという思いがある

ステッカーは10枚1セットで5000円から。5月1日から予約が始まり、5月下旬から発送する予定だ。8月いっぱい販売予定で、収益は在日ウクライナ大使館に寄付され、侵攻が終わったあとウクライナの復興支援に充てられる。

詳しくは「info@mballet.jp」まで。

(テレビ宮崎)

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