秋篠宮さまに関する本が5月11日に発売されました。その名も「秋篠宮」。著者は、30年にわたり秋篠宮さまと親交があるジャーナリスト・江森敬治氏。

その江森氏が5年間にわたって37回もの面会を重ねてきた記録。中でも、眞子さんと圭さんの結婚にいたるまでの間に、秋篠宮さまが語られた言葉の数々が、注目されています。

秋篠宮さま結婚に「反対する理由はありません」

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「秋篠宮」より
二人はそれでも結婚しますよ
先のことは、誰にも分かりませんからね

秋篠宮さまが、長女・眞子さんの結婚について、語られたとされる言葉。

この言葉が収められているのは、30年以上にわたり、秋篠宮さまと親交があるジャーナリスト・江森敬治氏の著書。真っ白な表紙に太字で「秋篠宮」のタイトル。そして「皇族である前に一人の人間である。」と記された帯。

小学館

これは、江森氏が、約5年間にわたり、秋篠宮さまと37回の面会を重ねた取材の記録。著書では、秋篠宮さまに敬称をつけずに書かれています。

定例会見以外で皇族の言葉が紹介されるのは極めて異例のこと。

江森氏はめざまし8で、当時の秋篠宮さまとのやりとりを語りました。

眞子さんの婚約内定報道後、初めて秋篠宮邸を訪れた江森氏。当時眞子さんは25歳。「結婚は少し早いのでは」と思った江森氏は、こう尋ねます。

「秋篠宮」より
――今回の結婚に反対された、ということはありませんか?
反対する理由はありません

きっぱりとお答えになったという秋篠宮さま。その理由は、憲法二十四条にありました。

「秋篠宮」より
憲法には、『婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立する』と書かれています
私は立場上、憲法を守らなくてはいけません
ですから、二人が結婚したい以上、結婚は駄目だとは言えません

当時、小室さんは、法律事務所で、弁護士を補佐するパラリーガルとして勤務。結婚後の生活を心配する声も上がっていました。

江森氏が秋篠宮さまに、小室さんの今後の仕事について、確認すると…

秋篠宮さま小室さん「パラリーガルのままでよい」

「秋篠宮」より
今のお仕事が定職ですよ
パラリーガルのままでもよいですよ

秋篠宮さまは、国際弁護士になるか否かは、結婚の条件としていなかったというのです。

取材した江森氏は…

ジャーナリスト・江森敬治氏
秋篠宮さまとしては、あまりそういうことにはこだわらずに、やはりまあ、二人でやっぱり身の丈に合った形でやればいいし、二人で幸せに生活してもらえれば、それで、いいんじゃないか、というようなお考えというか、お気持ちだったと思いますね

しかし、婚約内定報道後、一部メディアでは、小室さんのネガティブな情報も報じられていました。心配した江森氏は、こう質問をします。

「秋篠宮」より
――相手の男性の家庭状況など事前に調べたりされましたか?
個人情報がいろいろとうるさい時代なので、家庭状況などを調査すること自体に問題があります

ジャーナリスト・江森敬治氏
殿下としてはまあ、娘さんの思いというものを、できるだけ尊重したいという気持ちが、やはり当初から強かったのかなと思います。

そして2017年9月、マスコミの前に初めて登場した2人には、笑顔があふれていました。この年の11月、秋篠宮さまは…

2017年11月秋篠宮さま 誕生日会見
(小室さんは)非常に真面目な人だというのが第一印象でした。そして、その後も何度も会っておりますけれども、その印象は、変わっておりません。また、娘のこと、娘の立場もよく理解してくれていると思います

娘の結婚を、心から喜ばれている様子でした。

ところがその後、事態は一変します。

「それでも結婚しますよ…」金銭問題発覚後の心境

小室さんの母親と元婚約者との間に金銭トラブルがあることが報じられると、2018年2月、結婚の延期が発表されたのです。

延期発表後に秋篠宮さまに面会した江森氏。
結婚延期は、眞子さんからの提案で1月初旬には決まっていたといいます。

「秋篠宮」より
男性からは、金銭トラブルについて説明したいという申し出があったが、秋篠宮は娘から聞くので、結構だと断っていた。

小室さんから説明を受けられることはなかった秋篠宮さま。延期発表に安堵されているかと思いきや、意外な答えが返ってきました。

「秋篠宮」より
二人はそれでも結婚しますよ

この言葉を聞いたとき、驚きのあまり、口を開けてしまったという江森氏。秋篠宮さまは、その後つぶやくように、こう言葉を続けられたといいます。

「秋篠宮」より
先のことは、誰にも分かりませんからね

ジャーナリスト・江森敬治氏
それだけこの、眞子さんの結婚が、何か流動的な感じがしたのかなと

そして、2018年4月。
江森氏は、眞子さんの結婚について秋篠宮さまに確認します。

「秋篠宮」より
――眞子さまの結婚へのお気持ちに変わりはありませんか?
「まあ、ねぇ」

江森氏は眞子さんの気持ちは変わっていないと受け取ったといいます。

そして、3月に大学院を終えた小室さんの新しい仕事について尋ねると…

「卒業したからといってすぐに新しい仕事が見つかるわけではない」という趣旨の発言をされたといいます。どこか歯切れの悪さを感じたという、江森氏。すると突然。

「秋篠宮」より
これだけ週刊誌でいろいろと書かれているのだから…

「秋篠宮」より:
週刊誌で書かれている金銭トラブルは全て小室家の話だ。

秋篠宮家は、まったく関係ない。だから、きちんと国民に対して説明するように本人に話してある。

秋篠宮さまは、こう語られたということです。

「秋篠宮」より:
秋篠宮が小室圭への不満について、自分から進んでしゃべったことはこれまでなかった。何かが彼の中で大きく変わったようだ。

そして2018年5月のゴールデンウィーク明け。

再び面会した際、江森氏は予想しなかった言葉を聞くことになります。

“金銭問題”「解決しないままに外国に」

「秋篠宮」より:
突然、秋篠宮は、ボソッとつぶやくようにこう言った。
「どうするのだろうと思って……」
その瞬間、私はカミナリに打たれたような衝撃を覚えた。
「一八年夏にも」と秋篠宮は続けた。
小室は金銭トラブルを解決しないまま外国に行ってしまうつもりらしい。

小室さんが、数カ月後に日本を離れ、海外の大学に留学してしまうことを聞かされ、耳を疑ったという江森氏。秋篠宮さまは、小室圭さんと面談したのは一度や二度ではなく、母親が同席したこともあったと話されました。

さらに、国民への説明を求め続け、小室家を警備し続ける警察の費用についても検討するよう伝えられましたが、小室さん側の反応は鈍かったというのです。

結局、秋篠宮さまの願いが叶うことなく小室さんは、その年の夏、アメリカ・ニューヨークへと旅立ちました。

その結果、この年の11月、誕生日会見で、秋篠宮さまは…

「それ相応の対応をするべき」小室圭さん文書公表

2018年11月秋篠宮さま 誕生日会見:
今でもその二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば,やはりそれ相応の対応をするべきだと思います。やはり、多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況そういう状況にならなければ,私たちは,いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません

「それ相応の対応が必要」と異例の見解を述べられることになります。

しかし、江森氏は、その7カ月も前に、秋篠宮さまから、「国民に納得した説明がなければ、納采の儀は行わない」とする決意を聞いていたというのです。

金銭トラブルについて、納得のいく説明もなく渡米してしまった小室さんですが、その約半年後、また事態が動きます。

2019年1月。小室さんは金銭問題について解決済みだとする文書を公表します。

「秋篠宮」より:
小室が発表した文書について尋ねてみた。
秋篠宮の表情は冴えない。
「ところで、眞子さまの気持ちは、その後もお変わりはありませんか。」
彼は口を開かなかった。
その長い沈黙は、眞子内親王の気持ちに揺るぎはないことを物語っていた。

ジャーナリスト・江森敬治氏
やっぱりお辛かったんだと思いますよ。やはり宮さまとしても、色々深く考えて、でも言葉にできないと、言葉にしたくないとかいろんな思いがあったのかもしれません。だから本当に苦悩は深かったのかなと思います

そして2020年、秋篠宮さまは…

「結婚を認めるということ」親として意志を尊重

2020年11月秋篠宮さま 誕生日会見:
結婚することを認めるということです。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています

迎えた、別れの時…

2021年10月眞子さん 結婚会見
私にとって圭さんはかけがえのない存在です。そして、私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした。

納采の儀も行わず、皇室を離れる際の一時金も辞退し、アメリカへ旅立った眞子さんと小室さん。

ジャーナリスト・江森敬治氏
私は眞子さんのこの結婚問題が投げかけたもの。問いかけたもの。これは、すごく大きくて深い問題だと思うんですよね

37回の秋篠宮さまとの面会の中で、江森氏は、殿下のお気持ちをどのように感じたのでしょうか。

ジャーナリスト・江森敬治氏
皇嗣殿下という重いお立場、それから父親というお立場、娘を思う気持ち、国民に対するお気持ち、色々なものが混ざり合って、どうしたらよいのだろうかと色々悩まれていたと思います。

タイトルに、あえて敬称をつけず「秋篠宮」とした江森氏。著書の中でもあえて秋篠宮さまに対して敬称をつけなかった理由を聞いてみると。

ジャーナリスト・江森敬治氏
より、客観的に記述したいという思い、それから、事実を積み重ねるということの大切さということをわかっていただきたいなと。ですから、私は「良い、悪い」で判断することなく、「こういうお気持ちでした」ということをとにかく、読者、国民の方に投げかけて、みなさんがどのように判断するのか、ということです。ですから、私は答えを出さないつもりで、真実をとにかく集めることに徹したいと思います。

(めざまし8 5月13日放送より)

書籍:「秋篠宮」

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