千葉ジェッツは8日、ホーム船橋アリーナでサンロッカーズ渋谷を73―71で下し、3年ぶり3度目の東地区優勝を果たした。    

年間優勝を決めるチャンピオンシップには連覇を狙う千葉のほか、西地区を制した琉球ゴールデンキングスなど東・西それぞれ上位3チームに、宇都宮ブレックスと秋田ノーザンハピネッツを加えた8チームが進出する。

今季ホームで25勝2敗と無類の強さを誇る千葉は12日からの準々決勝(2戦先勝方式)で昨季のファイナルを戦った宇都宮ブレックスと対戦する。

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この試合で残り12.5秒で決勝点とな3ポイントシュートを決めた富樫勇樹は「勝ちにこだわって泥臭くチームで頑張ってつかんだ勝利だと思うので、こうして東地区で優勝できて本当に嬉しく思う。もちろんこれがゴールではないので、優勝まであと6勝、切り替えて頑張りたい」とリーグ連覇へ意気込んだ。

チームの指揮を執る大野篤史ヘッドコーチは「コロナで試合が中止になったり大変なこともたくさんあったが、選手が自分達の目標に向かって努力した結果だと思うので、選手に感謝したい。ただ、ここで終わりでは無いので、CSの舞台で1つでも多くファンの皆さんの前で試合ができるよう、また勇樹も言ってましたが最後はみんなで笑えるようにやっていきたい」と選手を称えた。

千葉ジェッツ73対71サンロッカーズ渋谷
(船橋アリーナ)

(フジテレビ・加藤忍)

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。