岸田総理大臣は、韓国の次期政権が政策協議のため派遣した代表団と面会し、次期大統領からの親書を受け取りました。
5月、大統領に就任する尹錫悦氏が派遣した代表団は、午前10時半頃に総理官邸を訪れました。尹氏は日韓関係の改善に意欲を示していて、代表団は、尹氏からの親書を岸田総理に手渡しました。
総理の面会をめぐっては、いわゆる元徴用工問題などへの次期政権の対応が不透明なことなどから自民党内に慎重論もありました。
面会に先立ち、松野官房長官は、「日本の一貫した立場に基づき、新政権と緊密に意思疎通していく」との立場を強調しています。