小学3年生の男子が家族のために作った晩御飯がTwitterに投稿され、話題となっている。

息子さんが作った料理
息子さんが作った料理
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「今日私、なんもしてない。小3息子が全部作ってくれた」とのコメントともにTwitterに投稿されたのは、テーブルいっぱいに並んだ料理の数々。

味噌汁にサラダ、焼きししゃも、卵焼き、焼肉のタレで味付けした鶏肉、ご飯があるのだが、なんと全ての料理を小学3年生の男の子が作ったというのだ。ご飯茶碗の数からすると、4人分だろうか。献立もほとんど自分で考えたそうで、これだけの量を作ったというのは驚きだ。

さらに「生のもも肉を切るのは大変なので、丸ごと焼いてからキッチンバサミで切りました。シシャモはくっつかないホイルで焼いて、卵焼きは初挑戦!卵の焼き方はあらかじめYouTubeでやり方を見て、私は横で見守ってました」との追加のコメントもあり、息子さんがいろいろな工夫をしていたことも分かる。

この素敵な晩御飯をTwitterに投稿したのは男の子のお母さん「なおたろー」(@naotarotarou)さん。

Twitterでは美味しそうな料理と息子さんについて「栄養たっぷりだし、とっても美味しそうです!」「我が家に来て作って欲しい」などの声があり、約11万7000件のいいねがつくなど話題となっている。(4月22日時点)

ほとんど息子1人で頑張ってくれました

小学3年生がこれだけの料理を作るのはかなり大変だったと思うが、お母さんは見守っていただけで、全く手助けしなかったのだろうか? また、料理の味も気になる。まずはお母さんのなおたろーさんにお話を伺った。


ーー料理を作っている時の息子さんの様子を教えて。

緊張しながらも、楽しみながら料理をする姿はとても微笑ましかったです。


ーー全くお手伝いはしていないの?

私は横から指示をしたり、初めて使う道具を一緒に使って教えたりするくらいで、ほとんど息子1人で頑張ってくれました。本人がやる気満々だったので、私も極力手は貸さないように気をつけました。


ーー出来上がった料理を見てどう思った?

正直、ここまでできるとは思いませんでした。2時間くらいかかったのですが、最後までしっかりやり切ったことにも驚きました。夫と次男も一緒に食べたのですが、みんな口を揃えて「美味しい!」と言っていました。私はお味噌汁をおかわりして、みんな綺麗にペロリと完食しました。

過去には味噌汁や肉じゃが・ピザトースト

ーー過去にも料理を作ってもらったことはある?

1歳の頃からおままごとが大好きで、2歳の頃からレタスをちぎったり、もやしを洗ったり、卵を混ぜたりなどのお手伝いをしていました。過去には味噌汁や肉じゃが、ピザトースト、ケーキなども作ってくれました。

最近はカレーを作ってくれた
最近はカレーを作ってくれた

ーー息子さんはどんな性格?

とにかく優しいです。最近3歳年下の弟が自分と同じサッカーチームに入ったのですが「たくさん教えてあげたいから、もっと上手にならなくちゃ!」と、弟のために公園で自主練習に励んでいます。


ーーまた料理を作ってもらいたい?

本人がやりたいというのであれば、私もサポートしてあげたいと思っています。

小学1年生のときに作ったピザトースト
小学1年生のときに作ったピザトースト

料理の自己採点は“77点”

お母さんの力を借りつつも、料理のほとんどの工程を息子さんが頑張ってこなしていたことがわかった。

では実際、本人はなぜ料理を作ろうと思ったのか?また、どんなところに苦戦したのだろうか。料理を作った息子さんにもお話を聞いた。

ーーなぜ料理を作ろうと思った?

たまには料理の手伝いをしてみたかったからです。


ーーどんなところが難しかった?

料理は時々していますが、お肉を切ったり、卵焼きを焼くのにすごく苦戦しました。

人参を切る当時5歳の息子さん
人参を切る当時5歳の息子さん

ーー料理の出来は100点満点中何点?

自分で採点したら…77点くらい?


ーー今後も料理を続けていく?

たまに手伝いでやってみようかなと思っています。

もやしを洗う当時2歳の息子さん
もやしを洗う当時2歳の息子さん

料理の自己採点は77点という息子さんだが、お母さんは5億点をあげたいほどの出来だったという。料理は続けていきたいそうなので、これからも美味しい料理をたくさん作ってくれそうだ。

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。