ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は、日本時間15日にマイアミで準々決勝に臨み、5-8でベネズエラに敗れた。試合後、大谷翔平選手が報道陣の取材に応じた。やりとりは以下の通り。
Q. 試合を終えて、今の思いは?
「本当に悔しいですね。本当に強かったですし。自分たちの持っているものを出しながらも、力で最後は押し切られたという印象かなと思います」
Q. 今日の試合を振り返ってまずベネズエラに先制されて、大谷選手の一本というのは大きかったと思いますが、どのような思いで打席に行き、ダイヤモンドを一周しましたか?
「(山本)由伸が立ち上がりで点を取られましたが、それ以降は踏ん張っていましたし、早い段階でまた1点とられて、その後4点とって良い流れだったんですけど、そこから継投で素晴らしい投手陣、向こうも素晴らしかったですし、また向こうの打線も力強く、繋ぐところは繋いで、1本出るとこはちょうどしっかりとホームランが出ていましたし、本当に素晴らしい打線だったかと思います」
Q. 今回は連覇を掲げての大会だったかと思うが、改めて振り返ると?
「本当に悔しいの一言というか。惜しいゲーム、勝てる要素の多いゲームだったと思うので、全部が押し切られたわけではないので、ところどころでもう少し勝てる要素はあったのではないかと思っています」
Q. 日の丸として今後どうやって悔しさを晴らしていきたいか?
「終わったばかりなので、次に次にとは考えられていないが、必ず代表というのはこの先にもあるし、若い選手が多いので次のチャンスは必ずあると思うし、そこに向けてまたみんなで頑張りたい。『また会おうね』と話していたので、みんな一回りも二回りも大きくなってまた戻ってくると思います」
Q. 佐藤輝明選手、森下翔太選手の活躍について
「本当に素晴らしいアットバットだった。(鈴木)誠也がああいう形で退いた後で難しかったと思うが、しっかりその代役を務め上げていたと思う」
Q. 侍ジャパンを背負って過ごした思い
「もちろん素晴らしい経験ではあるが、優勝以外は“失敗”というか、結果的にはそうなると思うので。みんな優勝だけを目指して頑張っていたし、監督、スタッフ、裏方も優勝だけを目指していたので、こういう形で終わってしまうのは残念だが、必ず次があるので、そこ向けてまた頑張りたい」
Q. 4回の打席で仕留めきれなかったもどかしさは?
「もちろん全部の打席でいい打席を送れれば良かったが、相手投手も丁寧に投げていたので、自分たちが4点とったあと、またしっかり流れを掴むようなピッチングをされていたので、相手も素晴らしかったし、あそこでもう1本でていればもう少し違う展開になったのも事実かなと思うので、自分の力不足も含めて、そこも1つ勝てる要素だったのではないかと思います」
Q. 最後の打席の心境は?
「今まで通り、普段と変わらないアットバットをしたいと思っていた。正直打てる球だったが、仕留めきれなかった」
Q. 鈴木誠也選手に言葉をかけた?
「試合中からどんな感じかと話していたが、まだ画像を撮っていないので本人の感触だけだが、シーズンに響かないような、ポジティブな内容が返ってくることをまず願っている」
Q. オリンピックもあるがベネズエラへのリベンジの気持ちは?
「代表戦はもちろん、リベンジというか挑戦したいし、次どういう形で出場できるか分からないが、また集中したい」
Q. 大谷選手自身が得たもの
「僕自身というよりは、本当にしっかりしている選手が多かったし、若い選手は投打ともにレベルが上がってきている印象を受けるので、今後が楽しみな選手が多いと思いますし、また新しく入る選手を含めて(日本)球界のもっとレベルが上がってくれれば嬉しいかなと思います」