資源エネルギー庁の発表によると、3月7日時点のレギュラーガソリンの小売り価格の全国平均は、先週に比べ1円80銭高い、1リットルあたり174円60銭だった。
値上げは9週連続で、2008年9月のリーマンショック時以来、13年半振りの高値水準だ。
ガソリン価格高騰を抑えるための補助金が上限の5円に達していたため、ロシアによるウクライナ侵攻を受けての原油価格の高騰を吸収しきれず、大幅な値上げとなった。
政府は明日10日から補助金の上限を5円から25円に大幅に引き上げる事で、ガソリン価格を172円程度に抑える事を目指す。
来週のガソリン価格は、補助金無しなら189円70銭まで高騰すると予測されていて、明日以降、石油元売り各社に対して、1リットルあたり17円70銭の補助金が投入される。