小松菜奈(26)さん、坂口健太郎(30)さんがダブル主演を務める映画「余命10年」。公開記念舞台あいさつが3月5日 都内で開かれ、小松さん、坂口さんのほか、共演の山田裕貴(31)さん、奈緒(27)さん、藤井道人監督が登壇した。

春らしいグリーンの半袖ワンピース姿で登場した小松さんが、サプライズの演出に涙をこぼす一幕があった。

映画「余命10年」の公開記念舞台あいさつ 東京・有楽町
映画「余命10年」の公開記念舞台あいさつ 東京・有楽町
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映画「余命10年」は、“涙よりも切ない”恋愛小説として、発売以来SNSを中心に反響が広がり続けている、小坂流加さんの同名小説の映画化作品。

20歳で不治の病にかかり、「もう恋はしない」と心に決めた茉莉役を小松さん。
生きることに迷いながらも茉莉と出会い、恋に落ちていく和人役を坂口さんが演じる。

W主演・坂口健太郎さん 小松菜奈さん
W主演・坂口健太郎さん 小松菜奈さん

小松菜奈 サプライズに“感涙”

3月4日から全国公開となり、早くもSNS上では「始まって5分で泣く」「隣の男の人がこの世の終わりくらい泣いてた」「家族に会いたくなった」などの感動の声があふれている本作。

余命10年 公開中 配給:ワーナー映画 ©2022映画「余命10年」製作委員会
余命10年 公開中 配給:ワーナー映画 ©2022映画「余命10年」製作委員会

主人公・茉莉と同じく難病に冒され、小説の文庫化を待たずして2017年に亡くなった、原作者の小坂流加さん。イベントの終盤、サプライズで小坂さんのご親族からの手紙が紹介された。

MC(手紙):
娘の本をこのようにすばらしい映画にしてくださり、本当にありがとうございました。菜奈さんは、まるで娘のようにかわいくて、笑顔が素敵です。やせたお体が心配です。どうかたくさん食べて元気でいてください

MCが手紙を代読し始めると、次第に目を潤ませていくキャスト陣。
読み上げられるご親族からの感謝の言葉に、小松さんは…

小松菜奈:
いやぁ…メッセージはダメです

頬に涙を光らせ、言葉をつまらせながら懸命に語った。

小松菜奈:
その手紙、コピーしてください。家宝にします。監督と三島に行って、この映画がより良いモノになるようにと願ってきたので、こうやってたくさんの方に届いているのが心からうれしいです。小坂家の皆さんは優しくて、そっと見守ってくれる姿や、かけてくださる言葉にも背中を押してもらいました。本当にかけがえのない時間を過ごさせていただきました。この作品が末永く愛してもらえるように、周りの人にも広めてくださるとうれしいです

感激で涙が止まらない小松さんだった。

【動画でみる】

(めざましテレビ 3月7日放送分より)

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