新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を巡り、木原誠二官房副長官が13日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、接種券が届いていない住民に接種を行う自治体が出ていることについて、「国がとがめ立てすることはないと思う」と述べた。
政府は3回目の接種について、「1日100万回」を目標に接種を加速したい考えだが、自治体から接種券が届いていない人もいる。このため、2回目接種から6カ月経過していれば「接種券なし」で住民に接種する自治体も出ている。
木原官房副長官は「接種券なし」を認める制度の改正について、「実際の現場では去年も、接種券がなくても打って後から接種券を回収するなど、柔軟な運用がされていると思う。『原則接種券なし』までできるかどうかは答えるのが難しい」と述べた。
その上で、実際に「接種券なし」で住民に接種した自治体については「国が何かとがめ立てすることはないと思う」と述べた。