東京都が新型コロナの感染者急増を受け、医療提供体制の警戒度を最も高いレベルまで引き上げることが分かった。

都内では感染者の急増により救急医療が逼迫していて、東京都は緊急対策として救急病院に救急用病床を増やし、体制を強化するよう要請している。

関係者によりますと、現状を受け、東京都は4段階で示す新型コロナの医療提供体制の警戒度を、これまでの上から2番目から、最も高いレベルに、午後開かれる専門家会議で引き上げるという。感染状況はすでに最も高いレベルになっている。

また都は、緊急事態宣言の要請を検討する新たな基準について、オミクロン株の特性や専門家の意見も踏まえて、近く結論を出す見通し。

都内の医療提供体制の警戒度が、「最も深刻」なレベルとなるのは2021年10月7日以来、およそ4カ月ぶり。救急搬送が困難な事例も相次いでる。東京都独自のルールを使って、病気やケガの人の救急搬送先を見つけざるを得ないケースが、1日平均253件も起きていて、コロナの影響により救急医療が逼迫する状態が続いている。