新型コロナの後遺症に苦しむ長野県岡谷市の19歳の女性が両親とともに長野県庁を訪れ、阿部守一知事と面会した。「真っ暗なトンネルにいる、助けてください」と訴え、支援の拡充などを求めた。
高校2年生の時、新型コロナに感染
車いすを押されながら入室したのは、岡谷市の山田幸奈さん19歳。
1月22日、長野県庁で阿部知事と面会した。
山田さんは、高校2年生だった2022年に新型コロナに感染。その後、倦怠感がとれず体に力が入らない状態が続き、医師から新型コロナ感染による後遺症と診断された。
「真っ暗なトンネルにいる、助けて」
山田さんはマイクを使って「回復に向かわないので『まだ動けないの』と世間から冷たい目で見られる。この先どうなるかわからない真っ暗なトンネルにいる私たちはどうすればいいですか、助けてください」と訴えた。
父親の博章さんは、「オンライン診療の公費負担化」「コロナ後遺症専門の診療ができる医療機関の開設」などを要望した。
阿部知事は「県としてもしっかり対応していきたいと思いますし、全国的な対応については今の実態がどうなっているかよく把握した上でしっかり向き合っていきたい」と応じた。
山田さんは取材に「動けるようになったら働きたいし、友達や家族とお出かけにもいきたいし、これから頑張っていきたい」と語った。
山田さんは、同じ症状に悩む人たちのためにも、コロナ後遺症の情報発信を続けていきたいとしている。
