オフェンスリバウンドで相手を大きく上回ったが、決め切ることができなかった。

新潟アルビレックスBBは22日、ホームで信州ブレイブウォリアーズに64-76で敗れた。新潟はB1ワースト連敗記録「23」のストップをかけて臨んだが、連敗は24に伸びた。

この記事の画像(6枚)

コロナ禍で3週間ぶりとなる試合で信州に先手を奪われた。第1クオーターでわずか7得点、16失点と立ち上がりからリズムに乗れなかった。一方の信州は19日に天皇杯を終えたばかり。試合勘でも上回る相手に得点を奪えど直後に失点を許してしまう展開に。後半は一時6点差まで詰め寄るも追い上げはここまでだった。

特に「シンプルに思い切りいくことだけを心掛けた」と天皇杯準々決勝敗退の悔しさを力に変えた前田怜緒(24)の勢いを止められず、この試合前田一人に25得点5アシストを許した。

それでも敗戦の中にも収穫はあった。信州の勝久マイケルヘッドコーチ(38)が試合後「新潟さんの強烈なリバウンドにてこずった。新潟さんのこの試合にかける思いが21本のオフェンスリバウドの数に表れていた」と語ったようにリバウンドの数で信州を圧倒した。新潟は前半だけでオフェンスリバウンド14本、信州はわずか2本。トータルでも新潟は21本と信州の6本を大きく上回った。

終了まで諦めず攻撃を仕掛ける姿勢も見せた。元NBA選手で今季新加入のジェフ・エアーズ(34)が果敢にリングに迫り続けた。

この試合、32分の出場時間で23得点12リバウンドの活躍を見せたエアーズに平岡富士貴ヘッドコーチ(47)も「チームがこういう状況でも彼は中心として前を向いて戦ってくれている」と高く評価。

それでも「期間が空いたこともあり試合の入りが重すぎた。リバウンドも今日は戦えていたし、リングに向かっていくこともできたが、最終的に決め切れなかった」と敗因を挙げた。

この試合のフィールドゴール成功率は信州が55%に対し新潟は31.4%。「フィールドゴールが上がってくればもう少しいい試合ができるので明日チャレンジしたい」と連敗脱出へ次戦を見据えた。

新潟64―76信州
(22日・アオーレ長岡・954人)

また、Bリーグはこの日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で10試合のうち4試合が中止となった。

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。

文化・スポーツ
記事 328