首里城の再建が進む、那覇市首里。この街で丁寧に作られ、家庭で本格的な琉球料理の味が楽しめるお取り寄せグルメを紹介。

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沖縄食材スペシャリストが作る伝統食材使った料理

那覇市首里にあるレストラン「首里 東道Dining(トゥンダーダイニング)」。沖縄食材スペシャリストの資格を持つ伊波良子さんが作る琉球料理などを楽しめる店だ。

首里 東道Dining 伊波良子代表:
沖縄の伝統の食材や良いものを、いかに今の人が楽しんで召し上がっていただけるかということを考えて、いつも料理を作って提供しております

首里 東道Dining 伊波良子代表
首里 東道Dining 伊波良子代表

2012年のオープン当初から定番メニューの「首里味噌ラフテー」。それが家庭で手軽に楽しめるようになった。

首里 東道Dining 伊波良子代表:
普通ラフテーというとお醤油だと思うんですけど、首里味噌に出会って。この味噌をどうしても使いたくて

小林美沙希アナウンサー:
こんなに分厚いのにお箸でスッと切れます。いただきます…しっかりじわっと、味が口の中に広がります。味噌の優しい味わいと、泡盛の風味が口の中に広がって美味しいです

コロナ禍乗り切るため…お取り寄せ商品の製造スタート

加工所を切り盛りするのは良子さんの夫・盛人さん。
夫婦で店を営んできたが、新型コロナの影響で思うように営業できず、お取り寄せ商品を製造するための加工所を2020年に立ち上げた。

2020年に立ち上げた加工所
2020年に立ち上げた加工所

伊波盛人さん:
前工程で寝かせるので。作るのに2日はかかります。大変ですけど、美味しくできればいいかなと

前日に仕込みをした沖縄県産の三枚肉を、味噌と砂糖・かつおだし…最後に首里に3箇所ある酒造所の泡盛を加えて、2時間以上じっくり煮込む。

首里 東道Dining 伊波良子代表:
首里の酒造所にこだわったのは、首里から本物の琉球料理を出していきたいという思いなんですね

「首里城を一望」から「首里城再建を見守る」レストランへ

2019年に火災で焼失した首里城を一望することができた店ということもあり、首里の食材を使うことで地域を支えたいという思いがある。

首里 東道Dining 伊波良子代表:
火災の後、「首里城を一望できるレストラン」から「首里城再建を見守るレストラン」ということで、私たちは再出発しています

好評のお取り寄せ商品がもう一つ…

首里 東道Dining 伊波良子代表:
こちら「沖縄生まれのインチキ」です。
(Q.インチキ?!インチキってどういう意味ですか?)
インチキの名前の由来は内緒!

名前の由来は秘密ということだが、島唐辛子と島にんにくのたれが絡む人気の一品。

小林美沙希アナウンサー:
お肉が柔らかいです。ピリ辛!しっかり島唐辛子の味がして、やみつきになりますね

首里 東道Dining 伊波良子代表:
召し上がっていただいて、沖縄の食材ってなんか美味しいねとか、面白いねとか、ちょっと興味を持っていただいて、沖縄のことを好きになってもらえたら本当に幸せです

伝統料理にひと工夫されたラフテーに、沖縄の食材を使ったオリジナル料理。
お取り寄せ可能な沖縄の魅力溢れる「首里 東道Dining」の逸品をぜひ堪能してみては?

(沖縄テレビ)

沖縄テレビ
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