究極の「萌え断」スイーツが自動販売機で…

フルーツサンドイッチなどをカットした断面が美しい「萌え断」だがついに!
…究極とも言える「萌え断」のスイーツが登場した。

7月16日正午前、真夏日となった札幌市内で約30人の行列が…

客:
16日オープンと見たので、買ってみようと思って

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客:
(Q.お目当ては?)
ショートケーキ缶。かわいい、とてもおいしそう

行列に並ぶ人たちのお目当ては…自動販売機。中から出てきたのは…究極の「萌え断」!
360度どこから見ても“映える”ケーキだ。 

北海道内で「萌え断」スイーツを発売する店舗が次々と登場している。
7月16日、札幌市中央区にオープンした洋菓子店「パティスリー オカシ ガク」。

ショーケースには鮮やかなフルーツがたっぷり載ったケーキなどがずらり! 

この美しく繊細な洋菓子もさることながら、行列に並ぶ人たちのお目当ては、店舗前に設置された…こちら。とてもスタイリッシュでおしゃれな自動販売機。24時間スイーツが買える自動販売機。

中でも注目を集めているのが「ケーキ缶」。

客:
かわいい!

客:
こんなに簡単においしいスイーツが手に入るのはすごくうれしい。見た目がかわいいので、すぐにインスタにあげたい

ケーキ缶はショートケーキなど全部で4種類。透明なプラスチック容器にケーキを詰め込み、断面がそのまま商品のパッケージのようにも見える、まさに360度"萌え断"そのもの!

缶ジュースと同じような開け方で食べる。

ケーキ缶は、他の洋菓子と同じようにパティシエが一つ一つ手作りしている。美しい断面になるようにスポンジ生地にイチゴ、新鮮な北海道産生クリームなどを「層にしていく」のはとても繊細な作業だ。

パティシエ:
空気が入らないように、できるだけ密着して入れるようにする

材料を隙間なく詰めて密閉することで、持ち運びで崩れることもなくなる。これまでになかったケーキだ。

パティスリーオカシガク・橋本学代表:
自動販売機なので落下したときに形が崩れないように、中身を綺麗にパンパンに詰めて、でもふんわりしているというのを意識して開発しました。スイーツは美しくないと、と思い断面にもこだわりました

「萌え断」を意識したケーキ店も登場

6月25日、北海道北広島市内にオープンした洋菓子店「ビンケーキ」。

かわいらしい瓶に入ったケーキがメインのお店で、オープンから1か月足らずで、リピーターが増えている。

客:
かわいくてしょうがなくて、どうしても全部持って帰りたい

客:
瓶に入っているケーキって、斬新で可愛いなと思った

「ビンケーキ」は、旬の果物を使った期間限定のものから、イチゴショートなど全部で5種類。断面をいかにきれいに見せるか、クリームの量やスポンジの位置などを試行錯誤したという。 

さらに、コロナ禍でも安心して気軽に食べてもらえるケーキを考えた。

村上早織さん:
瓶に入って蓋ができて、空気に触れないので、安心安全で喜んで食べてもらいたい。取り分けもしなくてよいので、差し入れなどに使っていただくことも多いです

コロナ禍の手土産にもぴったりな究極の"萌え断"ケーキ。″萌え″と″安心安全″がひとつになった。

(北海道文化放送)

北海道文化放送
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