北海道北斗市で、とても珍しい生き物が発見された。子どもたちを幸せな気持ちにさせた、その生き物とは?

農業用ハウスで見つかったピンク色のバッタ

子どもたち:
すごいビックリしました!感動した

子どもたち:
お花にまぎれていたら、わからない

この記事の画像(9枚)

真剣なまなざしで見つめる子どもたち。その視線の先にいたのは、なんと足の先から触覚の先まで"ピンクのバッタ"。

北海道北斗市の農業用ハウスで、木村健太さんが雑草を抜いているときに発見した。

木村健太さん:
子どもたちが喜んだので、大勢の子にも見てもらいたいなと思って

ピンクのバッタは娘の美結さんが通う小学校に寄贈された。

上磯小学校 教師 中島僚太さん:
調べたら幸せを運ぶということだったので、5年1組で育てて幸せを勝ち取りたいです

色彩心理学でピンクは「幸せ」や「思いやり」などをイメージさせる色だ。みんなは「ポン」という名前をつけた。

突然変異で…その正体は?

「ポン」は新種のバッタなのか、専門家に聞いてみると…。

北海道博物館 学芸部長 堀繁久さん:
ヒナバッタという種類です。基本的に茶色です。大きさは2センチぐらい

ヒナバッタは北海道でよく見られる茶色いバッタだ。「ポン」は新種ではなかった。それでは、なぜピンク色をしているのだろうか。

北海道博物館 学芸部長 堀繁久さん:
おそらく突然変異で、あの色が出たんだと思います。我々のように野外にしょっちゅう出ていると、1シーズンに1~2匹が目につくかなという感じですね

小学校に寄贈された3日後、「ポン」は捕まった場所に返されることになった。道徳の授業時間、クラスで「ポンを育てること」について話し合った結果だ。

子どもたち:
ポン、さよなら

子どもたち:
バイバイ

女子児童(小5):
ちょっと寂しかったけど、自然に返した方がいいんじゃないかって。幸せに生きてほしいです

今度は子どもたちが、ピンクのバッタ「ポン」の幸せを願う番だ。

(北海道文化放送)