山陰柴犬の小松…やんちゃ盛りの1歳2カ月

「かわいすぎる!」と話題になった希少な犬・山陰柴犬。
その成長を記録した写真絵本が発売された。写真のインパクトから「奇跡の1枚」と言われた愛くるしい子犬…。
その後 成長し、新しい家族と暮らすところに会いに行ってみた。

「おいで~小松~」

建物の下に隠れていたのは、鳥取・大山町で暮らすオスの「小松」1歳2カ月。

かくれんぼ?山陰柴犬の小松
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やんちゃざかりだ。

やんちゃ盛りの1歳2カ月

山下桃アナウンサー:
この元気いっぱいの小松くん。小さな頃はこんな姿でした。可愛らしい写真をまとめた写真絵本が、このほど出版されました

1年でこんなに大きく 山下桃アナウンサー

「奇跡の1枚」がSNSで話題に 新たな兄弟も

写真絵本「生まれたよ!山陰柴犬」。
小松ときょうだいの「雫」の2匹の誕生と成長を、写真と文章でつづった1冊。

妹の「雫」と

この本を手掛けたのが、大山町の写真家・豊哲也さん。

自身で飼育し、写真を撮る

山陰柴犬は、一時は絶滅の危機にあったほど希少な犬種。
豊さんは自身で飼育し、繁殖に携わりながらその生命の歩みを写真で記録している。

生まれたての赤ちゃん

豊哲也さん:
はじめは記念にと撮りためていたんですけども、SNSにアップしたらすごく反響が大きくて、それで写真絵本を出してみようかなと思いました

その中でも「奇跡の1枚」と話題になったのが、こちら…

表紙にもなった「奇跡の1枚」

きょうだい2匹がぴったりと頬を寄せながら走ってくる瞬間だ。今回の写真絵本の表紙にもなった。左側に写っているのが小松だ。

生後2カ月からは、同じ大山町に住む里親の土山さん家族に迎えられ、今は長男の瑞郷君(2歳)が新しい「兄弟」となっている。

新しい兄弟も

小松は、生まれる前から土山さんの家に来ることが決まっていたということで、自身の飼い犬がいつの間にか話題になり、今回 本が出版されたことについて…

飼い主・土山直子さん:
ちょっとびっくりです。こんなに有名になるとは思っていなかったので。びっくりと、でもすごくうれしいですね

山陰柴犬は、柴犬の中でも落ち着いていて従順な性格だといわれ、成長した小松も新しい家族の中でその気質を見せているようだ。

飼い主・土山直子さん:
小さいときは可愛い赤ちゃんみたいな感じだったけど、大きくなったら一家を守ってくれているような感じがあって。いてくれるとすごく安心しますし、でもやんちゃなところもあって可愛いところは変わらないです

“絶滅”危機を乗り越え…夏には新たな命も

戦後には100匹ほどにまで減少し、その血統が絶えてしまうかも知れない危機にあった山陰柴犬。

育成会の努力もあり、今では500匹ほどにまで増え、こうして愛される存在としてその魅力が広く伝わりつつある。

豊哲也さん:
すごくおとなしくて飼いやすいので。山陰の風土にあったというか、ちょっと小柄ないい犬種なので、みなさんで守っていければなと思ってます

そして小松のお母さん「小春」は、7月中旬に3回目となる出産を予定。

7月中旬に3回目の出産

また新たな命が生まれようとしている。

豊哲也さんの写真絵本「生まれたよ!山陰柴犬」は、山陰両県の今井書店やインターネットで販売中。癒やしと山陰柴犬の魅力を多くの人に届ける。

(TSKさんいん中央テレビ)