お笑いコンビぺこぱの始球式で始まった一戦。

4-4の同点で迎えた8回、ロッテは始球式で打者を務めた先頭の山口航輝(20)が、"輝"いた。
カウント2-2から日本ハム・宮西尚生(35)の外角高めの直球をフルスイング。逆方向のライトスタンドに運ぶ3号決勝ソロを放った。

右の大砲候補として期待されるプロ3年目の20歳は初のヒーローインタビューのお立ち台に上がると、「手応えがあって、走りながら入ってくれと思いました。気持ちいいなと思いながらホームベースを踏みました」とホームランの余韻に浸った。

目標を問われ、「ホームラン王を獲れるような選手を目指したいです。とりあえず10本、そのあと増やしていきたいと思います」と約束した。

特技は俳句の山口。中学生の時に「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」に「ラグビーの 選手の体 湯気が立つ」で応募。お茶の湯気も想起させる名句で佳作特別賞を受賞した。その縁で伊藤園から「お~いお茶」が5ケース贈呈されたばかりだった。

締めに一句求められると、噛みながらも時を戻して、「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」ーー堂々と詠み上げ、大きな拍手を浴びた。

これでチームは引き分け2つを挟んで5連勝。井口資仁監督(46)は殊勲打に「彼の持ち味は長打力。チームにとって大きい一発だった」と称賛。欠かせない戦力となっている。

ロッテ8-4日本ハム
(20日、ZOZOマリンスタジアム)