南米各地で、大雨被害に見舞われた。
この記事の画像(13枚)道路のすぐそばに現れた茶色い断崖絶壁。
渓谷のように切り立っているが、すぐそばに住宅街が広がり、民家のそばに迫っている。
南米・ブラジルに現れたこの谷は、大雨によってできたものだ。
深さ約70m、長さ500mの谷。
近くに住む人々は、見守ることしかできない。
長く続いた大雨で、谷はさらに巨大化した。
この地域では、建物の倒壊の危険があるとして、27世帯が避難した。
大雨の影響は、ブラジルだけではなかった。
土砂崩れで村が“消失”
同じ南米・エクアドルにも甚大な被害が出た。
26日夜、エクアドル中部で土砂崩れが発生し、飲み込まれた村は跡形もなくなった。
家族を捜す女性:
家族が生きているという希望はもうありません。土砂崩れに巻き込まれて2日ですから…。
これまでに少なくとも12人が死亡、67人が行方不明となっている。
建物163棟が被害、500人に影響が出ているということだ。
(「イット!」3月29日放送より)