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子どもの言葉を引き出すカギは「絵本」にある。世界で研究が進む「ダイアロジック・リーディング」の考え|FNNプライムオンライン
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子どもの言葉を引き出すカギは「絵本」にある。世界で研究が進む「ダイアロジック・リーディング」の考え

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絵本を介して話すことで、思いのほか話が弾んで、気が晴れたりとか、やる気が出た、といったことも起こります。

『個性を伸ばす絵本対話 タイアロジック・リーディング』から抜粋(イラスト:FUJIKO)
『個性を伸ばす絵本対話 タイアロジック・リーディング』から抜粋(イラスト:FUJIKO)

絵本には、「こう読まなければならない」という唯一の答えがありません。だからこそ、同じページを見ていても、「どこが気になったか」「どう感じたか」は人それぞれ異なります。

その違いを安心できる相手と柔軟にやり取りし、相手の受け取り方を聞き合うことは、価値観や感性の違いを前提にした対話の経験になります。

そのプロセスでは、絵本のわくわくする物語や美しい絵や詳しい図などをはさんで、違う価値観や感性や表現を伝え合うコミュニケーションも生まれます。

子どもは大人の様子からも多くを学びます。「できた」「わかった」「伝わった」を信頼できる大人と分かち合うことから、自分の中に新しい意味を育んでいきます。

絵本対話で芽生える心の交流や気持ちの理解、自信や安心の芽生えは、周囲への思いやりや、家族や仲間との共感、読書やアートへの興味へと成長して、人生の土台となっていくかもしれません。

このような心の力や社会的発達もかけがえのないものです。

『個性を伸ばす絵本対話 タイアロジック・リーディング』(KADOKAWA)

安田莉子
2023年8月に株式会社YOMYを創業。子どもたちが自分の「好き」を自由に語り、自分らしく考え、未来を選択できる力を育むことを目指し、絵本と対話を組み合わせたオンラインスクール「YOMY!」を立ち上げる。現在はAI研究にも取り組みながら、次世代型幼児教育の可能性を探求している。

(※)大人との言語的やり取りの量と質が、語彙発達に影響することを示した研究(Hart & Risley, Meaningful Differences in the Everyday Experience of Young American Children)

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安田莉子
安田莉子

2000年生まれ。神戸女学院中・高等学部を卒業後、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科を経て、同大学院理工学研究科情報工学専修修了。高校時代のオーストラリア留学で国ごとの教育の違いに関心を持つ。ライフイズテック株式会社をはじめ複数社でのインターンを経て、2023年8月に株式会社YOMYを創業。エンジニア仲間との議論の中で「女性エンジニアの少なさ」という課題に直面し、幼少期の価値観形成が将来のキャリア選択に与える影響に着目。子どもたちが自分の「好き」を自由に語り、自分らしく考え、未来を選択できる力を育むことを目指し、絵本と対話を組み合わせたオンラインスクール「YOMY!」を立ち上げる。現在はAI研究にも取り組みながら、次世代型幼児教育の可能性を探求している。

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