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子どもの「わかんない」は話す気がないわけではない。1000人以上との対話から見えた100通りの理由と“言葉を引き出す”親の問いかけ方|FNNプライムオンライン
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子どもの「わかんない」は話す気がないわけではない。1000人以上との対話から見えた100通りの理由と“言葉を引き出す”親の問いかけ方

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子どもと話をしていて、気持ちや感じたことを聞いても「わかんない…」と返事をされ、会話が止まってしまった経験はないだろうか。

その「わかんない」は、子ども自身に考えがないわけではなく、その考えをどう言葉にすればいいかわからないからなのかもしれない。

絵本と対話を組み合わせたオンラインスクール「YOMY!」を運営する安田莉子さんは、1000人以上の子どもと対話をしてきて、「わかんない」にもさまざまな種類があることに気づいたという。

著書『個性を伸ばす絵本対話 タイアロジック・リーディング』(KADOKAWA)から一部抜粋・再編集して紹介する。

なぜ「わかんない」と答える?

子どもがすぐに「忘れちゃった」とか、「わかんない」などと答えるのは、なぜなのでしょうか。

思い返してみてください。わが子との会話が続かずに、もどかしさを感じたことはありませんか。

親「今日はどうだった?」
子「楽しかった!」
親「どうしてそう思ったの?」
子「……わかんない」

多くの保護者が、「うちの子は話したがらないタイプなのかな」「おしゃべりが好きじゃないのかも」と思っているかもしれません。

一見すると、“話す気がない”ように見えることもあるかもしれません。

子どもの「わかんない…」には理由がある(画像:イメージ)
子どもの「わかんない…」には理由がある(画像:イメージ)
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けれど、実はもう一つ大事な理由があります。それは、「どう言葉にすればいいかわからない」から。

私は、子どもたちの「わかんない」は、ゆうに100通りはあると考えています。

例をあげてみます。
・何を聞かれているのかわからない「わかんない」
・どう言葉にすればいいのかがわからない「わかんない」
・どこから話せばいいのかわからない「わかんない」
・正解を探して答えが出ない「わかんない」
・気持ちがうまくまとまらずに逃げたくなる「わかんない」
・言葉にする前に恥ずかしさが先に来る「わかんない」

こうした「わかんない」が積もり積もって、だんだんと考えるのが面倒になってくることで、とりあえず「わかんない」と言ったり、「楽しかった」で済ませたり、何も言わずに沈黙でやり過ごしたりするといった“よくあるパターン”になっているのかもしれません。

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安田莉子
安田莉子

2000年生まれ。神戸女学院中・高等学部を卒業後、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科を経て、同大学院理工学研究科情報工学専修修了。高校時代のオーストラリア留学で国ごとの教育の違いに関心を持つ。ライフイズテック株式会社をはじめ複数社でのインターンを経て、2023年8月に株式会社YOMYを創業。エンジニア仲間との議論の中で「女性エンジニアの少なさ」という課題に直面し、幼少期の価値観形成が将来のキャリア選択に与える影響に着目。子どもたちが自分の「好き」を自由に語り、自分らしく考え、未来を選択できる力を育むことを目指し、絵本と対話を組み合わせたオンラインスクール「YOMY!」を立ち上げる。現在はAI研究にも取り組みながら、次世代型幼児教育の可能性を探求している。

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