マイページ
子どもの「わかんない」は話す気がないわけではない。1000人以上との対話から見えた100通りの理由と“言葉を引き出す”親の問いかけ方|FNNプライムオンライン
プライムオンライン ライブラリー

子どもの「わかんない」は話す気がないわけではない。1000人以上との対話から見えた100通りの理由と“言葉を引き出す”親の問いかけ方

Google ニュース プリファードソース

子どもと話をしていて、気持ちや感じたことを聞いても「わかんない…」と返事をされ、会話が止まってしまった経験はないだろうか。

その「わかんない」は、子ども自身に考えがないわけではなく、その考えをどう言葉にすればいいかわからないからなのかもしれない。

絵本と対話を組み合わせたオンラインスクール「YOMY!」を運営する安田莉子さんは、1000人以上の子どもと対話をしてきて、「わかんない」にもさまざまな種類があることに気づいたという。

著書『個性を伸ばす絵本対話 タイアロジック・リーディング』(KADOKAWA)から一部抜粋・再編集して紹介する。

なぜ「わかんない」と答える?

子どもがすぐに「忘れちゃった」とか、「わかんない」などと答えるのは、なぜなのでしょうか。

思い返してみてください。わが子との会話が続かずに、もどかしさを感じたことはありませんか。

親「今日はどうだった?」
子「楽しかった!」
親「どうしてそう思ったの?」
子「……わかんない」

多くの保護者が、「うちの子は話したがらないタイプなのかな」「おしゃべりが好きじゃないのかも」と思っているかもしれません。

一見すると、“話す気がない”ように見えることもあるかもしれません。

子どもの「わかんない…」には理由がある(画像:イメージ)
子どもの「わかんない…」には理由がある(画像:イメージ)
この記事の画像(5枚)

けれど、実はもう一つ大事な理由があります。それは、「どう言葉にすればいいかわからない」から。

私は、子どもたちの「わかんない」は、ゆうに100通りはあると考えています。

例をあげてみます。
・何を聞かれているのかわからない「わかんない」
・どう言葉にすればいいのかがわからない「わかんない」
・どこから話せばいいのかわからない「わかんない」
・正解を探して答えが出ない「わかんない」
・気持ちがうまくまとまらずに逃げたくなる「わかんない」
・言葉にする前に恥ずかしさが先に来る「わかんない」

こうした「わかんない」が積もり積もって、だんだんと考えるのが面倒になってくることで、とりあえず「わかんない」と言ったり、「楽しかった」で済ませたり、何も言わずに沈黙でやり過ごしたりするといった“よくあるパターン”になっているのかもしれません。

【よく一緒に読まれている記事】
読み聞かせだけじゃもったいない?1000人以上との対話経験から見えてきた子どもの「言葉にする力」を育てる絵本活用法
読み聞かせだけじゃもったいない?1000人以上との対話経験から見えてきた子どもの「言葉にする力」を育てる絵本活用法
関連記事

プライムオンライン ライブラリーの他の記事
「向いていない」と思ったらやめるべき?続けるべき?「ここまでやったのに」が邪魔する才能探しと、必要以上に続けない3つの判断軸
「向いていない」と思ったらやめるべき?続けるべき?「ここまでやったのに」が邪魔する才能探しと、必要以上に続けない3つの判断軸
ライフ
「才能は天才だけの特権」ではない。研究が示した才能を見つけにくくする世界に根強くある思い込みと最初のサイン
「才能は天才だけの特権」ではない。研究が示した才能を見つけにくくする世界に根強くある思い込みと最初のサイン
ライフ
才能は生まれつき?それとも努力で伸ばせる?スウェーデンの双子研究が示した「素質に合う場所」を見つける大切さ
才能は生まれつき?それとも努力で伸ばせる?スウェーデンの双子研究が示した「素質に合う場所」を見つける大切さ
ライフ
子どもの言葉を引き出すカギは「絵本」にある。世界で研究が進む「ダイアロジック・リーディング」の考え
子どもの言葉を引き出すカギは「絵本」にある。世界で研究が進む「ダイアロジック・リーディング」の考え
ライフ
一覧ページへ
×