考えや想いや心の中にあっても、それをどう言葉にしていいかわからない。その結果、「わかんない」で終わってしまう。
だからこそ、家庭の小さなやり取りの中で「伝え返す練習」を積み重ねることが、とても大切になってきます。
絵本を一緒に読んでみる
ここで絵本の時間におけるやり取りについて見ていきます。
日本の「読み聞かせ」は、どちらかといえば、親が読み、子どもは静かにそれを聞くというスタイルがイメージされるのではないでしょうか。
これは、親子の親密さを感じ、安心感を得る、かけがえのない時間となっています。
英語で言えば「Read To(~に読んであげる)」です。
そして、もう一つ大切な役割があります。
「Read With(~と一緒に読む)」という「絵本対話」です。
これは、日本と欧米の「教育の違い」にも結びついていく大切な役割ですが、見落とされてはいないでしょうか。
日本の絵本の読み聞かせは、親子のふれあいや、寝かしつけ、施設や学校のレクレーション演出など、信頼感やワクワクに配慮した情緒的なやり取りのイメージが浮かびがちですね。

