「対話」は会話が広がる
一方で「対話」は少し違います。
同じ質問でも「楽しかった。友だちと新しい遊びを考えたんだ」と返ってきたとしましょう。
すると親が「どんな遊び?」「どんなところが楽しかった?」「どうやって思いついたの?」と問い返すこともできますね。
子どもはさらに自分の言葉で説明を広げていくので、その過程で新しい気づきや考え(CやD)が生まれます。
つまり、会話はA+Bで終わるのに対し、対話はA×BかCやDが生まれていくもの。
やり取りの中で、互いの考えが影響し合い、新しい答えや理解が生まれるのです。
対話のステップはシンプルです。
(1)相手の考えを受け取る
(2)自分で考える
(3)相手に伝える
このステップがあること。
一方的に話すのでもなく、ただ「わかった」と流すのでもなく、互いに受け取り合い、考えを返し合うことがポイントです。
日本の子どもたちに不足しているのは、この最後の「自分の言葉で伝え返す」部分だとよく指摘されます。

