リビングで子どもが勉強していると、食事の時間までに終わるかどうか、毎回ハラハラしてしまう親も多いだろう。
これまでさまざまな家庭の家づくりに携わってきた、一級建築士で2人の小学生の母親である兼子智美さんは「家の工夫次第で子どもの経験は増やせる」という考えにたどり着いたという。
“伸びる子”の住まいのヒミツをまとめた著書『賢い子が育つ暮らしと住まい7つのルール』(講談社)から、効果的なダイニングでの学習空間について一部抜粋・再編集して紹介する。
食事までに勉強終わらせる秘訣
ダイニングテーブルの一角で勉強するのもおすすめの方法です。ダイニングテーブルはキッチンとの動線がいい場所にあることがほとんどなので、親の目がより届きやすい場所といえます。
リビングが狭くて学習机を置くことができないご家庭でも、無理なくできると思います。また、ダイニングテーブルの近くに勉強道具を置く棚やワゴンを用意すると、お片付けもスムーズにいきますよ。
しかし、実際には「食事との切り替えが難しい」という声も。ダイニング学習の場合は食事の時間までに勉強を終わらせる習慣が大事です。
とはいえ、それが難しい場合は、6人掛けの大きめのテーブルにして(3〜4人家族の場合)、その一席を学習用に固定するのもおすすめです。来客時は広々使えるし、導入してよかったという声も多いんですよ。
また、親が終始目を光らせていては、子どもにプレッシャーがかかってしまいます。
親が座るときは正面ではなく隣の席に。互いに別の時間を過ごし、質問されたら対応するくらいの距離感がベストです。子どもを追い詰めないようにしましょう。

