体温調節を司る自律神経は、血管の拡張や収縮、発汗、心拍数、胃腸の動きなどをコントロールしています。冷えが続くとこの自律神経の働きが乱れて、全身に次のような症状が出やすくなります。
頭痛や疲れ、月経痛の悪化も
【自律神経の乱れからくる症状】
・手足の冷え、むくみ
・肩こり、首こり、頭痛、腰の重だるさ
・疲れが取れない、眠気が強い
・胃もたれ、食欲不振、下痢や便秘
・月経痛の悪化、月経不順など女性特有の不調
夏場は冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来する「寒暖差ストレス」で自律神経が酷使されます。室内外の温度差が大きいほど、頭痛やめまい、だるさが出やすくなるともいわれています。
中でも、成長期や妊活中の女性は特に注意が必要です。
思春期は筋肉や骨が一気に成長して背が伸びる時期です。この時期に冷たい飲み物をとりすぎて食事が偏ったり、極端なダイエットで栄養素が不足すると、成長に必要なエネルギーが足りなくなる恐れがあります。
さらに、冷房や薄着で体を冷やしてしまうと月経痛や月経不順が悪化しやすくなるので「極端に食べない」「冷やしすぎ」は禁物です。
お腹や腰を冷やさない服装を
妊活中の女性も同様です。
「冷えが直接の不妊原因になる」というわけではありませんが、冷えがあると自律神経が乱れて女性ホルモンのバランスの崩れにつながることがあります。
そのためにも、「お腹や腰を冷やさない服装」「規則正しい生活とバランスの良い食事」「疲れがたまった日は予定を詰め込みすぎず休む」の3点を心掛けましょう。
冷えを「絶対にいけないもの」ととらえてストイックになるより、「冷やしすぎない」という程度に柔軟に考えることが現実的です。

