筋肉はたんぱく質からつくられる

瘦せすぎると筋肉が減るのは、次のようなメカニズムによります。

筋肉のたんぱく質の新陳代謝(『疲労回復の習慣』から抜粋)
筋肉のたんぱく質の新陳代謝(『疲労回復の習慣』から抜粋)

筋肉は水分を除くと、ほぼたんぱく質からつくられています。たんぱく質は20種類のアミノ酸からなりますが、そのうち9種類は体内で合成できない必須アミノ酸なので、毎日食事からたんぱく質(アミノ酸)を摂ることが求められます。

筋肉のたんぱく質は、分解と合成の連続でリサイクルされており、およそ3か月で全身の筋肉細胞がすっかり入れ替わるとされています。

食が細くなり、食事から取り入れるたんぱく質が減ると、筋肉の分解が合成を上回り、筋肉が減ります。加えて、エネルギーが不足すると、筋肉のたんぱく質もアミノ酸に分解されてエネルギー源として消費されます。

それに運動不足が加わると、筋肉の減少に拍車がかかります。

筋肉の減少を避けて疲労を防ぐには、1日3食を、十分な量を食べて適正な体重まで戻すのと同時に、筋肉の材料となるたんぱく質の摂取を増やすことが求められます。

1日に必要なたんぱく質の量は、体重1kgあたり1.0g前後。体重60kgなら60g、体重70kgなら70gです。自分に必要なたんぱく質の量を知り、毎日確実な摂取を心がけましょう。