疲れは24時間365日私たちにつきまとう。
数々のアスリートのフィジカルトレーナーを務める中野ジェームズ修一さんは「太りすぎると疲れやすい」と述べる一方で「痩せすぎも疲れやすい」と語る。
著書『疲労回復の習慣』(日経ビジネス人文庫)から、一部抜粋・再編集して紹介する。
痩せすぎも疲れやすくなる
BMIが18.5未満で瘦せすぎていると、太りすぎと同じように、疲れやすくなります。そこで気をつけたいのは、筋肉の減少です。
食事量が少なく栄養素が不足して瘦せると、体脂肪が落ちるだけでなく、筋肉まで減少します。筋肉が減ると自らの体を支えられなくなり、疲れやすくなるのです。
加齢で筋肉量が減少して、筋力や身体機能が低下することを「サルコペニア(筋肉減少症)」と呼びます。高齢者が瘦せすぎると、サルコペニアから「フレイル(虚弱)」に至り、続いて要介護予備群となることもあります。
若い世代でも瘦せすぎて筋肉が減ると、筋力も身体機能もダウンして疲れます。

