5大たんぱく源を1日1回食べよう

この必要量を満たすために、肉類、魚介類、牛乳・乳製品、卵、大豆・大豆食品という5大たんぱく源を1日に1回食べるようにしてください。

5大たんぱく源のたんぱく質量の目安(『疲労回復の習慣』から抜粋)
5大たんぱく源のたんぱく質量の目安(『疲労回復の習慣』から抜粋)

5大たんぱく源は、必須アミノ酸をバランス良く含んでいます。

無理なダイエットを試みて瘦せようとすると、より疲れやすくなることもあります。ヒトには、空腹になると、目が冴さえて「覚醒(かくせい)」するというメカニズムが備わっています。これは、エネルギー不足で飢えることを防ぐための安全装置のようなもの。

飢えの危機が迫ってきたら、のんびり寝ている余裕はなく、起きて食べ物を探すべきだからです。

眠る前に、ついつい夜食が食べたくなるのは、お腹が空いていると眠れないため。満腹だと眠くなるのは、飢餓(きが)に陥る恐れがなくなるからです。

太りすぎはNGですが、適正な体重なのに、それ以上にスリムになりたいと無茶なダイエットをしてしまうと、お腹が空いて眠れなくなる「睡眠障害」が起こりやすくなります。

睡眠は疲労回復の切り札。極端なダイエットで睡眠障害を起こすと疲労が抜けにくくなります。

【TO DO】
■「食べなさすぎ」に注意しよう
■体重1kgあたり1.0g前後のたんぱく質を摂る
■無理なダイエットは避けよう

『疲労回復の習慣』(日経ビジネス人文庫)

中野ジェームズ 修一
米国スポーツ医学会認定運動生理学士、スポーツモチベーション 最高技術責任者、フィジカルトレーナー協会(PTI)代表理事

中野ジェームズ修一
中野ジェームズ修一

米国スポーツ医学会認定運動生理学士、スポーツモチベーション 最高技術責任者、フィジカルトレーナー協会(PTI)代表理事。
フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。多くのアスリートから支持を得て、2014年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。東京・神楽坂の会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB 100」の技術責任者を務める。『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。