そんなときに実践してほしいのが「ブラッシング」です。

ブラッシングには、髪の絡まりをほどいたりヘアスタイルを整えたりする以外に、頭皮の皮脂や汚れを取り除くという役割もあります。

頭皮にたまった皮脂は、ブラシを通すことで髪全体へと移動します。その過程で頭皮に過剰に蓄積した皮脂を減らすことができるため、ベタつきや臭い対策にもつながるのです。

昔の日本人は現代のように頻繁に洗髪できる環境ではありませんでした。平安時代の女性たちは、つげぐしを使って丁寧に髪をとかしていたといわれています。

くしを通すことで頭皮の皮脂が髪全体へ行き渡り、それが天然のヘアオイルのような役割を果たしていました。その結果、髪に美しい艶が生まれていたのです。

非常時にも、このような考え方は参考になります。

お勧めは、目が細かく頭皮までしっかり届くスカルプケア用のヘアブラシを使うこと。

頭皮ケア用のヘアブラシがお勧め(イメージ)
頭皮ケア用のヘアブラシがお勧め(イメージ)

使う際の手順は2つあります。

(1)頭皮全体を、生え際から頭頂に向かって満遍なくブラッシングする
(2)髪の毛先に向かってブラシを通す。(頭皮にたまった皮脂を毛先方向へと移動させるイメージ)

これだけでも頭皮環境は整い、髪のもつれも解消され、見た目の清潔感が維持できます。

もしドライシャンプーがある場合は、ドライシャンプーで頭皮を清潔にしたあとにブラッシングを行うと、さらに効果的です。

ウェットシートも効果的

もし、ドライシャンプーもブラシも使えないときは、ウェットシートも有用です。