秋篠宮ご夫妻は、パラグアイへの公式訪問を控え記者会見し、改正皇室典範について「私自身も色々と考えるところはありました」と初めて思いを明かされました。
13日昼前、ご夫妻は赤坂御用地で会見に臨み、18日からのパラグアイ訪問について秋篠宮さまは、20年前、悠仁さまの誕生直後に単身で訪問したことに触れ、「今回は2人で行けることを嬉しく思っています」と述べられました。
また、日本からパラグアイに移住した人たちが高齢化していることを踏まえ、「日本人移住者の人たちから改めてお話を聞くこと、そしてまた今度は2世3世以降の人たちともお話ができることを楽しみにしています」と述べられました。
秋篠宮さま:
私自身も色々と考えるところはありましたし、先般天皇陛下が話されたことをもっともだと、その通りだと私は思っています。
一方、先月成立し、女性皇族が結婚後も皇室に残ることや旧皇族の男系男子を養子に迎えることを可能にする改正皇室典範についての受け止めを問われ、成立前に天皇陛下が会見で皇族数確保に向けた議論が「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べられたことに触れ、「もっともだと、その通りだと私は思っています」と明かされました。
その上で、「そのことについて何かお話しするというのは制度に関わることでありますので控えたい」とされました。
2年前の記者会見で「皇族は生身の人間」と述べたことについて、「私も生身の人間」「色々と思うところはもちろんあります。なかったらおかしいと私は思います」と率直に明かした上で、発信については「お話することができないというのが現状」と述べるに留められました。
秋篠宮さま:
娘や息子たちについては、今まで行ってきたように、ひとつひとつの仕事を大切にしながら、自分たちの務めを果たしていってほしいと思います。
親としては幸せに歩んでいってほしいと願っています。
紀子さま:
佳子と悠仁が2人、それぞれ幸せな歩みを進んでいってほしいと、心から願っています。
ご夫妻が改正皇室典範について言及されるのは今回が初めてです。
また、女性皇族の役割について問われると「皇族の役割としては社会の要請を受けて、それが良いものであればそのつとめを果たしていくということだと思う」とし、そのつとめを進める上で「私は女性、男性の区別というのは無いというふうに考えています」との認識を示されました。
今年は日本人の移住90周年の節目にあたり、現地では大統領への表敬や移住90周年記念式典への出席、日系人との交流などが予定され、26日に帰国されます。
