子供たちが仕事体験できる福岡市の「キッザニア福岡」に、国内初のパビリオンが登場しました。

福岡市博多区にあるキッザニア福岡に6月3日までの期間限定でオープンしたのは、集中治療室「ICU」のパビリオンです。

ここでは医療機器の操作を行う臨床工学技士が、実際に医療現場で使用する人工呼吸器や人工肺「ECMO(エクモ)」、人工透析装置などを使って、患者の命を救う体験ができます。

体験に訪れた9歳の2人はさっそくユニフォームに着替え、手袋などを装着します。

患者はインフルエンザが悪化し、劇症型心筋炎を発症した女性です。

酸素の数値が低いため、臨床工学技士が患者に人工呼吸器をつけます。

◆臨床工学技士
「さっき見てもらった数値はどうなっていますか?」

◆こども臨床工学技士
「24」

◆臨床工学技士
「少し下がってしまいましたね。とても危険な状態なので、これからエクモを導入していきます」

心肺機能をサポートするエクモを使うため、「こども臨床工学技士」が装着するための回路を渡したり実際に機器のダイヤルを回したりして医師をサポートします。

人工透析装置なども使い容体が落ち着いてきた患者。

血液検査の結果は…。

◆臨床工学技士
「こちらが基準値なので元に戻っていますね。エクモを完全に離脱していきます」

「クランプ」という器具で血液の流れを止め、無事にエクモを取り外すことができました。

◆体験した子供
「チューブを止める作業や力の加減が印象に残ったし、難しかった」

「将来こういうことをちゃんと仕事にして、学んだことをしていきたい」

◆福岡県臨床工学技士会 澤村匠之介さん
「まず臨床工学技士を知っていただくことで、将来の選択肢を増やせるのではないかと。患者さんが快方に向かっていくといったやりがいもありますので、そういったことも体感していただいたんじゃないかなと思います」

このイベントは6月3日まで行われます。

テレビ西日本
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