愛媛県松山市で28日、老朽化のため2028年3月末に閉館する市民会館の代替施設を考える検討会が開かれ、JR松山駅西側の車両基地跡に整備する意見がまとまりました。この場所では、アリーナ計画が見直されています。
検討会では、メンバーの文化団体の関係者や有識者に、松山市の担当者が3つの候補地を提案。示されたのは「松山中央公園の運動広場」「市総合コミュニティセンターの西側」「JR松山駅西側の車両基地跡」です。
土居英雄委員:
「やはり立地条件ですね。JR車両基地跡地でぜひ強く進めたいと思う」
池田慈委員:
「私はJR車両基地跡地が候補としては色んな面でいいのではと思っていて。基本構想を生かして進めていけるのも大きいメリットになるのでは」
検討会の議論の結果、JR松山駅前で交通アクセスに優れることや、土地が整地済みで整備コストが抑えられることなどから、代替施設の整備は「車両基地跡がふさわしい」とする意見でまとまりました。
松山市民会館は築60年が経ち老朽化。松山市は当初、JR松山駅西側の車両基地跡に、代替施設のホールを整備する基本構想も打ち出していたものの、2024年に愛媛経済同友会からの提言を受け、「アリーナ整備」に方針を転換。ところが、サイボウスの撤退でアリーナ計画が見直されることになり、再びホールの候補地として車両基地跡が浮上した形です。
松山市は、民間事業者や市議会などの意見も踏まえて、整備方針を総合的に判断したいとしています。
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