アフリカのコンゴ民主共和国で発生したエボラ出血熱は、感染の疑いが1000人を超えました。

止まらない感染拡大で、国境の閉鎖が発表されるなど影響が広がっています。

数多くの国際線が離着陸する空の玄関・成田空港には、「アフリカの一部地域においてエボラ出血熱が発生しています!」との張り紙がされています。

コンゴ民主共和国で発生したエボラ出血熱。
現地での感染の拡大を受け、日本国内にも警戒が広がりつつあります。

日本感染症学会専門医・寺嶋毅医師:
(今流行しているウイルスは)まだワクチンや確立した治療法がない。

念入りに行われる消毒作業。
別の町では、小さなひつぎを手にする防護服姿の人々。
まだ小さい赤ちゃんがエボラ出血熱で亡くなったといいます。

WHO(世界保健機関)によりますと、これまでにエボラ出血熱の感染が確認された人は、コンゴ民主共和国とウガンダであわせて128人。

感染が疑われる人はコンゴ民主共和国で1077人となり、このうち246人が死亡しています。

この感染拡大により、ウガンダ政府は新たにコンゴ民主共和国との国境を閉鎖すると発表。

感染した動物や人の体液・排せつ物などを介して感染の恐れがあるというエボラ出血熱。

その症状は…。

日本感染症学会専門医・寺嶋毅医師:
初期の症状は、発熱であるとか頭痛・筋肉痛(など)。重篤化すると昏睡(こんすい)状態・血圧が低下し死に至ることも。

気になるのは日本への今後の影響です。

2014年にエボラ出血熱が流行した際には、西アフリカに滞在歴のある男性が入国時に発熱。

その後、男性は陰性が確認されたものの国内で大きな混乱が起きました。

寺嶋医師は2014年の流行時とは異なる“ブンディブギョ型”だとして、「(大事なことは)一番は流行地域への渡航を控えること」と警戒を呼びかけました。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。