札幌市中央区で今月20日に発生したとされていた強盗致傷事件について、警察が捜査を進めた結果、被害を届け出た男性による虚偽の通報だったことが分かりました。
警察によりますと、中央区に住む飲食店従業員の男性(29)は、20日午前7時30分ごろに交番を訪れ、「3人組の男に棒で殴られ、現金1万円を奪われた」と届け出ました。
男性の額には全治1週間のけががありましたが、警察が調べたところ、現場付近の電柱には男性の自転車が衝突した痕跡が残されていました。
また当時、車で通りかかった人が、男性が電柱にぶつかって転倒し、頭などから出血していたと証言したことなどから、男性の説明と矛盾することが発覚。
最終的に暴行や強盗の事実は一切なかったことが判明しました。
男性がなぜ虚偽の通報に至ったか、詳しい理由は明らかにされていません。
警察は、虚偽申告などでの立件は見送る方針ということです。