宮城県内では4月に入りクマの目撃情報が増加しています。捕獲される頭数も増える中、クマを含む有害鳥獣の解体処理を行う新たな施設が加美町に完成しました。
加美町の解体処理施設は、すでに4月から稼働していて、24日は町の関係者などが出席し開所式が開かれました。
記者リポート
「施設の中には解体用クレーンや解体後に一時的に保管しておく冷凍庫などがあります」
施設は町がおよそ6000万円かけ整備し、解体だけでなく、解体後の処理に使う冷凍庫なども備えられました。
町が新たな解体処理施設を整備した理由の一つに、クマの捕獲頭数の増加もあり、町内では昨年度、前の年度の10倍にあたる83頭が捕獲されたということです。
一方、捕獲した個体の解体処理は狩猟者本人が自宅で行なっていたことや、狩猟メンバーの高齢化もあり、作業負担の大きさが課題となっていました。
加美町鳥獣被害対策実施隊 佐藤健喜隊長
「ずっと要望熱望してきたので、やっとできたという思い。負担軽減に十分になるので捕獲頭数も増えていき、さらには農業被害の軽減になればいい」
施設では、年間600頭ほどの処理が可能ということです。