4月20日に発生した三陸沖の地震ついて、東北大学が報告会を開き、今回の震源周辺でひずみが蓄積している場所が残っているとして、今後の地震活動に注意が必要だと指摘しました。
東北大学災害科学国際研究所は23日、オンラインで報告会を開きました。
このなかで、地震活動についての分析が示されました。
具体的には20日の震源域の北側では、1994年に発生したマグニチュード7.6の「三陸はるか沖地震」以降、大きな地震が発生しておらず、30年ほどにわたってひずみが蓄積されているということです。
東北大学災害科学国際研究所 富田史章助教
「ここの領域は未破壊のまま残っている。三陸はるか沖地震に類する、地震の再来が心配される」
一方、現在、北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されていることから、佐藤翔輔准教授はゴールデンウイークの過ごし方について、滞在先での備えを今一度、確認してほしいと呼びかけました。
東北大学災害科学国際研究所 佐藤翔輔准教授
「旅行や帰省を中止せずに、どうしたらいいかというと、普段の備え+αで実施してほしい。情報を得るために、旅行・帰省先の自治体のSNSを登録することをおすすめする」
現在も「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されています。
この情報は普段よりも、巨大地震が発生する確率が相対的に高くなっている状態の時に出されます。
防災意識を普段よりも高めて、お過ごしください。