二十四節気の一つ「清明」の季節を迎え、伊是名島では尚円王の親族を供養する公事清明(くーじしーみー)祭が行われました。
琉球王朝・第二尚氏の始祖尚円王の生誕の地として知られる伊是名島。
ここでは一般家庭の清明祭に先立って執り行われる大切な伝統行事があります。
今月3日、伊是名城(ぐすく)の麓にある国指定の重要文化財・玉御殿(たまうどぅん)には、王家の親族の四殿内(ゆとぅぬち)など尚家にゆかりのある関係者が集まり、線香を手向け、静かに手を合わせました。
一般的なお供え物に加え豚の頭やアヒル、魚なども並び、古文書で伝えられる伝統的な手順に沿って儀式が進められました。
尚家関係者:
清明祭は初めてです。かなり厳かな儀式だったと思います。参加できてとても良かったと思います
供物の豚などを提供した高田勝さん:
こういう儀礼行事は沖縄では外せない文化ですから。外したら沖縄でなくなるくらいの気持ちで続けてもらえたら良いなと思います
伊是名村教育委員会 大城正泉さん:
県内各地の清明が一斉に始まる行事になっているということで、ぜひ継続して実施していければと思っております
祖先を尊ぶ王朝時代からの伝統行事は、神聖な雰囲気に包まれながら今年も厳かに執り行われました。