4月5日は「横丁の日」。
にぎやかな通りから一歩入った細い路地、横丁には、今も昔ながらの風情が残っていました。
昔から続く伝統と現在が混ざり合う街、神楽坂。
神楽坂には、今も風情ある場所が残されています。
「かくれんぼ横丁」は、お忍びで来た人を後ろからつけても横道に入ると見失ってしまうことから、そう名付けられました。
ここには、隠れた「あるもの」を見つける楽しみもあるのです。
約2万9000個ある石畳の石の中には、ハートの他にも、星やダイヤなどが隠されていて、ハートは恋愛成就、ダイヤは金運が上がるといわれているそうです。
石畳の工事を請け負った石屋さんが、遊び心で入れたということです。
「兵庫横丁」は、戦国時代に武器庫があったことからこのように呼ばれています。
新宿区まちなみ景観賞も受賞したこの場所は、明治時代に整備され、戦争を乗り越え、復興して現在のような形になりました。
老舗の料亭が立ち並ぶ兵庫横丁を、神楽坂で代々お店を営む石井要吉さんに案内してもらいました。
神楽坂通り商店会前会長・石井要吉さん:
階段をのぼるということは、高低差がある。起伏に富んだところが神楽坂。400年あまり変わっていないのが神楽坂の道。関東大震災では被害がなかったが、空襲を受けほとんど燃えている。江戸時代の道並みがそのまま残っているところが古い町の印象を残している。
神楽坂には海外からの観光客の姿もあり、「石を組み合わせて模様を作っているのが好き。本当にすてき」「とても美しいわ。伝統的ですてきな建造物ね」「とても美しいよ。すごくいい文化だね」などといった声も聞かれました。
神楽坂通り商店会前会長・石井要吉さん:
江戸情緒が残るというか、日本人のアイデンティティーにふれる。そういう町が、都心中の都心に奇跡的にあるのも、ひとつ、いいかなと思う。
長い時間を経て、多くの時代を見てきた横丁には、今も人を引き付ける理由がありました。