イランのガリバフ国会議長は4日、ホルムズ海峡に続いて紅海の封鎖を示唆するような投稿でアメリカをけん制しました。
ガリバフ議長は4日、SNSで「世界の石油やLNG、小麦、米、肥料の輸送量のうち、バブ・エル・マンデブ海峡を通過する割合はどれくらいか」などと投稿しました。
さらに「どの国や企業がこの海峡を最も多く通過しているのか」とも問いかけました。
バブ・エル・マンデブ海峡は紅海に面し、スエズ運河とつながるヨーロッパとアジアを結ぶ重要な海上輸送路で、現在事実上封鎖されているホルムズ海峡の代替ルートしても活用されています。
ガリバフ議長は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での攻撃を念頭に、海上輸送への影響を示唆することでアメリカをけん制したとみられます。
こうした中、イランのアラグチ外相は、アメリカメディアが停戦協議をめぐるイランの立場を誤って伝えていると反発しました。
アラグチ外相は4日、「仲介協議のためにイスラマバードに行くことを拒否したことは一度もない」と述べ、パキスタンの仲介努力に感謝の意を示しました。
そのうえで、「我々が重視しているのは、違法に押し付けられた戦争を終わらせる決定的かつ持続的な合意の条件だ」と強調しました。