戸建てと集合住宅のどちらの場合でも、基本的な対策は一緒。周囲に餌になるようなごみが落ちていたら、放置せずに拾ってごみ捨て場に処分するように心がけてください。また、ベランダや庭などには隠れ場所になるような荷物はできるだけ置かないことも大切です。
置く際は壁から最低10cmは離して置き、床面からもできれば10cmは離して置いてください。要は、風通しを良くしてゴミが吹きたまらないようにするのが重要なのです。
ちなみに、玄関から堂々と入ってくることはめったにないと思いますが、扉の近くに荷物を置いていると、ゴキブリが潜んで開けた瞬間に入り込んでくる可能性があります。やはり物を置かずに見渡しよくしておいた方が安心です。
ゴキブリは環境の映し鏡のようなもの。家の周りを清潔に保つだけでも、侵入されるリスクはかなり低くなるはずです。
侵入経路をふさぐ
その上で、合わせて実践してほしいのが「侵入しやすい場所のすき間をふさぐ」ことです。
クロゴキブリの成虫は体長が約3cmで、4~5mmのすき間があれば侵入できると言われています。
こんなにわずかなすき間をすべてふさぐのは現実的ではありませんが、侵入しやすい場所をふさぐだけでも効果はあります。
特に注意してほしいのは2カ所。
まず、最初にふさいでほしいのが屋外から室内につながっている配水管周りです。なかでも、暗くて湿気が多くなりがちな台所や洗面所のシンクの下から入ってくることがかなり多いので、100円ショップなどで手に入るパテですき間を埋めるといいでしょう。賃貸物件の場合などは、剥がせるタイプのパテを使うのがお勧めです。
次に重要なのが窓と網戸。
まず、窓を開けっぱなしにするのは当然NGです。換気のために開けても、閉め忘れにはくれぐれも気をつけてください。そして、もし閉めてもすき間がある場合は、100円ショップなどに売られているすき間風を防止するテープを貼ってください。
また、網戸も少し破れているだけで侵入されてしまうので、穴や破れを見つけた場合は同じく100円ショップなどに売られている補修シールを貼るといいでしょう。
「待ち伏せスプレー」も効果的
あとは、仕上げとしてドラッグストアなどで購入できる「待ち伏せスプレー」や「毒餌」を使うのも効果的です。
スプレーは、戸建てであれば住居の立ち上がりや犬走り部分、マンションであればベランダの端などにひと通り散布すれば、侵入する前に駆除できる確率も高まります。ただし、塗布した箇所が変色する製品もあるので注意してください。
住居の周りの物を片付けて、シンクの下と窓、網戸のすき間を埋め、待ち伏せスプレーや毒餌を活用する。
この三段構えの対策は、それほど手間と費用をかけなくてもかなりの効果が見込めるので、ゴキブリが苦手な方はぜひ試してみてください。
「捕獲器」と「毒餌」は1年中置く
ただし、ここまでやっても入ってくる可能性はゼロではありません。
