京都・南丹市で小学6年生の安達結希さんが行方不明になって15日が経過しました。
警察は、安達さんの自宅周辺の山林にも捜索を拡大しています。
捜索活動は進展しているのでしょうか。
京都・南丹市の小学6年生、安達結希さんが行方不明になって半月が経過した7日。
午前6時50分ごろ、安達さんの自宅近くには規制線が張られました。
早朝から続々と入っていく複数の警察車両。
向かったのは自宅の裏手にある山林です。
複数人の警察官が山の中を歩いて捜索しているのが確認できました。
崖の下を調べているのでしょうか。
午後になると、捜索現場周辺にさらなる動きが。
午後2時過ぎに3台の車が連なって出てきたあと、1台が規制線の中に入っていきました。
そして、午後5時前には規制線が外れました。
3月23日の午前8時ごろ、父親の車で小学校付近まで送り届けられたあと登校せず、行方が分からなくなった安達結希さん。
「イット!」は7日、安達さんの親族と直接話をしたという近隣住民の人に話を聞くことができました。
近隣住民は「(安達さんの)おばあちゃんね。おばあちゃんは(先月)26日の午後3時過ぎだったと思う。『お騒がせして迷惑かけるけれども、すいませんね…』と言って。えっ?て、そこで安達さんところが事件(か事故)だということがわかった」「(安達さんの)ご両親がうちの家に来られました。憔悴(しょうすい)しきった感じだったと」などと話します。
また、安達さんと同じ南丹市立園部小学校に通う児童は、安達さんについて「性格が良くてとてもやさしい子。運動もできて、自分らしさが出せてる子。みんな“さみしいな”“早く見つかってほしい”って(言ってる)」と話します。
無事に見つかってほしい。
多くの生徒や関係者がそう願う中で8日、始業式を迎える園部小学校。
6日夜、保護者に向けた説明会が行われました。
取材によると、当日安達さんが学校に来ていないことを保護者に連絡するタイミングが遅れたことについて、学校側は「担任は(午前)8時半より前にアプリで欠席の連絡が入っていることは確認しましたが、それ(日付)が翌日だったと。それで日付を間違えたのかと解釈してしまった」と説明しています。
欠席の確認など、教師間の伝達がうまく引き継がれなかったことは学校側の不手際としたうえで、「(これまで)結希(ゆき)くんのご家庭は確実に校門まで送り届けていただいていたので、“危険度は低い”と判断してしまった」とも釈明しました。
行方が分からなくなり、すでに半月。
安達さんの発見につながる手がかりが少ないまま時間が過ぎていた中、7日朝、新たな動きが。
60人態勢で行われたという7日の京都府警の捜索。
規制線を張り、集中的に行方を捜していたその場所は、安達さんの自宅のすぐ裏手にある山林でした。
この自宅近くの山林は、大きな手掛かりと思われていた安達さんの通学用かばんが発見された場所とは全く別の場所。
父親が送り届けたという園部小学校からも、約9kmも南西に離れています。
そして、捜索が行われた山林の周辺には“ある特徴”がありました。
山の周辺は人影もまばらな別荘地で、空き家も多いのだといいます。
現場付近の貸別荘で清掃作業などを行うという住民は、「うちの防犯カメラを見せてくれとかね。(Q.いつから警察が来ている?)行方不明になった明くる日から来ています。すごい総動員で。(Q.規制線が張られる大規模な捜索は?)それはなかったです」と、以前もこの山林周辺に警察が来ていたと語ります。
以前も捜索されていた可能性がある自宅周辺の山林。
捜索の様子を上空から改めて見てみると、捜索隊員が山道の上から崖下を確認する様子が。
また、捜索隊が現場を歩いて移動する様子も見られます。
フジテレビ・上法玄解説委員は「捜索の範囲を広げたということが言える。行方に関する手がかりはまだ見いだせてないという状況が言える。彼の手がかりとなる情報、いなくなったところから捜索を広げたのか、裏山で日頃から遊んでいるとか、立ち寄った情報が寄せられたか、この2つが考えられる」と指摘しています。