大西洋でハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船について、ヨーロッパ疾病予防管理センターは6日、最新の評価を発表しました。

それによりますと、ハンタウイルスの一種、アンデスウイルスに関連するとみられる感染例が相次いで確認されています。

現在の仮説では、感染経路について、一部の乗客が乗船前にアルゼンチンでウイルスにさらされたあと、船内でほかの乗客・乗員に広がった可能性があると考えられると指摘しています。

調査は初期段階にあり入手可能な情報も限られているとしながらも船内は閉鎖された環境で、共有スペースでの接触もあったことから、予防的な対応として、乗船していたすべての人を濃厚接触者としてみているとしています。

一方で、このウイルスは人から人へ容易に感染するものではなく、適切な感染対策が取られれば、大規模な感染拡大につながる可能性は低いとして、ヨーロッパの一般住民へのリスクは「非常に低い」と評価しています。

また、症状がある人については、診断が確定するか、感染が否定されるまで隔離する必要があるとしています。

さらに、症状がない乗客や乗員についても、現時点では全員を濃厚接触者とみなし、6週間の自己隔離と健康観察を行うよう推奨しています。

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