集中治療室に入院している赤ちゃんと遠く離れて暮らす家族をオンラインでつなぐ、面会システムの開発が、岩手県内で進められています。

この取り組みはNTT東日本岩手支店が、岩手医科大学や北上済生会病院などと進めているもので実証実験の様子が3月7日に公開されました。

オンラインでの面会システムにはNTTの技術が活用されていて、専用の装置を通して新生児集中治療室NICUに入院している赤ちゃんと離れて暮らす家族をつなぎます。

おわんのような装置には赤ちゃんの姿が映し出され、声を聞いたり、かけたりすることができます。

また、心臓の鼓動を振動に変え、リアルタイムで感じることもできるということです。

7日は北上済生会病院にいる両親が、岩手医大のNICUに入院している我が子の心臓の鼓動を感じながらその様子を見守っていました。

県内ではNICUを備えている病院が限られ、家族が赤ちゃんと頻繁に面会できないことが課題となっていました。

岩手医大附属病院小児科 阿部志津香医師
「赤ちゃんの動きが鮮明に見えたり鼓動を感じることができて、生きていることの実感があったという声もお聞きしている」

NTT東日本岩手支店 太野雅則担当課長
「我々のネットワークを使っていただき、医療の均てん化や赤ちゃんとお母さんをつなぐ心的なつながりをサポートするのが、重要な役割と思っている」

NTTでは2・3年後をめどに、病院と自宅や職場をつなぐ実用化を目指すということです。

岩手めんこいテレビ
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