海の下をくぐる「水底トンネル」で危険物を載せたままタンクローリーの違法通行が常態化している問題をめぐり、首都高速が、車両の重さを測る新たな取り締まりを検討していることが分かりました。
違法通行が常態化か
水底トンネルは、大きな火災がおきると水没する恐れがあることから、 道路法は、規定の量を超える軽油などを載せて通ることを禁止しています。

去年12月、フジテレビは、横浜市にある石油卸会社のタンクローリーが多くの軽油を積んだまま、水底トンネルを通る前に軽油の表示を「空欄」に変えて偽装していたと報じました。
運転手は偽装行為を認めていて、首都高の「水底トンネル」を日常的に通っていたとみられます。東京にある納入先への近道でした。

首都高は、これまで定期的に取締りを行ってきましたが、「危険性がある」として中身はチェックしていませんでした。
フジテレビの報道を受け、首都高は、新たに「実際に車全体の重さを量り、運転手が申告した積載量が正しいかを確認する取締り」を検討しているということです。

神奈川県警も「違法通行防止に向けた対応について検討を行っている」とコメントしています。
性善説にもとづいたチェックだったため発覚してこなかったと見られます。もしもの大惨事を防ぐだめ、実効性のある対策が求められます。
▼情報提供のお願い
調査報道プロジェクト「スポットライト」では「水底トンネル違法通行問題」を継続取材しています。情報提供して下さる方は、ぜひこちらまでご連絡下さい。https://www.fujitv.co.jp/spotlight/
