事実上の封鎖が続くホルムズ海峡で今週、少なくとも8隻の船舶がイラン沿岸を航行して通過し、うちタンカー運航会社1社がイラン側に約3億円を支払ったとイギリスメディアが報じました。
イギリスのフィナンシャル・タイムズによりますと、ホルムズ海峡では今週、少なくとも8隻の船舶がイラン沿岸沖のララク島を回るルートで通過したということです。
通過した船舶はインドやパキスタン、ギリシャの原油タンカーやばら積み貨物船、イランの石油船隊などで、多くはこれまでにイランの港に寄港したことがあるということです。
また、海運情報会社ロイズ・リスト・インテリジェンスの話としてタンカー運航会社1社が安全な通航と引き換えにイラン側に200万ドル日本円で約3億円を支払ったと報じました。
フィナンシャル・タイムズは、イランが貿易関係の深い国の船舶を優遇することで、海峡への支配力を示すとともに、外交的孤立を和らげる狙いがあるとの見方を伝えています。