全国で納車トラブルが発生している宮城県利府町のカージャパンとその関係会社が、破産開始決定を受けた。
東京商工リサーチによると、カージャパンは1984年4月設立の中古車販売業。
1992年3月期には売上高約22億7100万円を計上していたが、消費の低迷や競合の激化から採算が悪化。
2006年ごろからはランドクルーザープラドやハイラックスサーフなどに販売車種を限定し、カスタマイズによる付加価値向上を図っていた。
しかし、2010年ごろ、金融債務の返済に支障をきたし、一部取引を解消。
2025年3月期の最終利益は約60万円ほどにとどまっていた。
2026年1月5日までに事業を停止し、破産申請の準備に入っていたが、全国で納車トラブルが発生。
多数の被害相談が寄せられているが、今後は破産管財人によって適宜対応される見通し。
また、カージャパンの自動車整備部門であるカースタッセ(仙台市若林区)も、破産開始決定を受けている。
負債総額は、カージャパンが債権者約170人に対して約5億4000万円、カースタッセが債権者約80人に対して約2億3000万円。