将棋の藤井聡太六冠が、地元・愛知で王将戦の第6局に臨んでいます。2勝3敗と後がない“カド番”ですが、師匠の杉本昌隆八段は「追い込まれた藤井六冠は本当に強い」と期待を寄せています。

 中村区の名古屋将棋対局場で始まった大一番。挑戦者は永瀬拓矢九段(33)です。これまでのタイトル戦では藤井六冠がすべて勝利していますが、今回負ければ「王将」のタイトルを失い、五冠に後退する土俵際の戦いです。

 これまで2勝3敗の藤井六冠は、前回にカド番をしのいだものの、依然ピンチが続いています。2025年に王座のタイトルを失って七冠から六冠に後退。そんな中迎える今回の大ピンチなどで、不調という声もささやかれます。

師匠の杉本昌隆八段:
「追いかける強み、そして守る側の厳しさはあると思っています。全棋士が“藤井包囲網”を敷いていると思いますので。3敗しても先に4勝すれば勝ちですから、今までがちょっと異常というか、本来はこれぐらいが普通というか。追い込まれた藤井六冠は本当に強いので、すごく期待している、楽しみにしているところはあります」

 注目の一戦に、藤井六冠の地元瀬戸市にある“聖地”喫茶スマイルでは…。

客ら:
「やっぱり地元の方ですので、応援しています」
「調子の波とかもあると思うので、必ず盛り返してくれると信じています」

 そして、スマイルといえば『藤井六冠応援メニュ―』。大ピンチに粘り強くという思いをこめて、急遽考案したという限定メニューです。

喫茶スマイルの店長:
「瀬戸焼そばの上に、とろろ・黄身・カツをのせて『粘り強くきみが勝つ』、聡太君が勝つというメニューを作りました」

 藤井六冠の18日の勝負飯は、名古屋マリオットホテルにある中華の名店『梨杏』が今回の為に用意したメニュー、名古屋コーチンの目玉焼きを乗せた「叉焼飯セット」でした。

 勝負は、藤井六冠が採用した得意の「角換わり」を、永瀬九段が受けて立つ形で進んでいます。

 王将戦5連覇に藤井六冠が望みをつなぐのか、王将初奪取を目指す永瀬九段が決着をつけるのか。午後6時以降に封じ手が行われ、対局は19日の夜に決着する見込みです。

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。