中東からの供給停止の長期化に備える動きが広がっています。
原油を精製する過程でつくられる「ナフサ」は、プラスチック製品の原料として自動車や家電、食品の包装材などに使われる「エチレン」などのもとになりますが、輸入の7割以上が中東からとなっています。
出光興産は中東からの供給停止が長期に及ぶケースを想定して、エチレンの製造設備を止める可能性があることを取引先に通知しました。
出光は国内全体の約16%のエチレン生産能力がある2カ所の設備をもっています。
エチレンなどの生産設備は石油精製や化学各社が運営していて、中東産の割合や在庫水準には差があるとみられますが、影響が広がる可能性があります。