ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から4年となる中、ロシアのプーチン大統領は戦略核戦力の強化を「引き続き無条件の優先事項」とする方針を改めて示しました。
こうした中、フランスで避難生活をおくっているウクライナ人女性を取材しました。
2022年から始まった、ロシアによるウクライナ侵攻。
ウクライナを離れフランス北部、ノルマンディー地方で避難生活をおくるリュドミラさん(63)は砲撃の音が鳴り響く中、ロシア軍が多数の民間人を虐殺したとされる首都キーウ近郊の街、ブチャからハイチ人の夫(76)と逃げてきました。
リュドミラさん:
平穏に暮らせる場所を探して国外へ出ました。夫の健康と命を危険にさらせませんでした。
それから4年。
リュドミラさんは避難先での生活をより良くするためフランス語を勉強し、少しずつ会話もできるようになりました。
休日は友人と散歩するなどして過ごしていますが、常に頭の中にあるのはウクライナに残している3人の子どもと5人の孫の安否です。
戦争が終われば一日でも早くウクライナに戻りたいというリュドミラさん。
アメリカ・トランプ大統領が就任してからのこの1年について尋ねると、複雑な心中を話してくれました。
リュドミラさん:
トランプ大統領になったからといって、戦争が終わるとは思っていなかった。彼には独自の野心とロシアに対する特別な考えがある。彼はキツネのようです。
4年がたった今も終わりが見えない避難生活。
多くの人が故郷、ウクライナへ帰る日を信じながら異国での暮らしを続けています。