ウクライナ侵攻で深刻な問題となっているロシア軍による子どもの連れ去りですが、中には、遠く離れた北朝鮮に送られた子どももいたことが人権団体の調査で分かりました。

団体の弁護士がFNNの取材に応じ、その驚くべき目的を語りました。

ウクライナ侵攻が始まって以降、ロシアに占領された地域から約2万人の子どもたちが強制的に連れ去られたとウクライナ政府は主張しています。

ウクライナから連れ去られた12歳の少年・ミーシャさんの写真。
撮影場所は北朝鮮です。

ミーシャさんが北朝鮮の少年と肩を組んでいる写真もあります。

ウクライナの人権団体は2025年12月、アメリカの議会でミーシャさんと16歳の女性がロシアと北朝鮮の文化交流キャンプに参加させられていたことを確認したと証言しました。

キャンプは年に複数回、北朝鮮東部のソンドウォンで行われ、子どもたちはコンピューターゲームなどを通して、憎悪を助長する「洗脳教育」を受けていると、団体は指摘しています。

ウクライナ人権団体の弁護士:
残念ながら、その憎悪の対象が日本人だった。

ゲームを通じて反日感情をあおり、日本の軍国主義者を破壊するよう教えられていたというのです。

対象は日本だけではありません。

ウクライナ人権団体の弁護士:
ホワイトハウスを破壊するゲームもしていた。つまり、(ロシアや北朝鮮の)世界観を子どもに植え付ける一環だ。

人権団体は、子どもの交流イベントを通した「洗脳教育」が広がる可能性があるとして、国際社会に監視の強化を呼びかけています。

フジテレビ
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国際取材部
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